「こんな女になったのは男が悪いの」"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY7 対訳 Love Goes Wrong
主な登場人物
お金に目がない金髪ショーガール。
ドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)
ローレライとは性格が正反対の黒髪の親友。
ピギー・ビークマン(チャールズ・コバーン)
ダイヤモンド鉱山を所有する大富豪。
アーニー・マローン(エリオット・リード)
ローレライを追いつめる私立探偵。
ガス エズモンド(トミー・ヌーナン)
お金持ちなローレライの婚約者。
EXT. OUTDOOR CAFÉ - NIGHT - Lorelei and Dorothy sit at one of the café's tables. A WAITER approaches to take their order.
go wrong 道を誤る, 正道を踏み外す
■ uppity-oh
uppity は 「無遠慮で横柄な」 の意味。 ohに特に意味はないが、 uppityの響きを強めている。
beam 光を発する
ebb (湖が)引く
flow (潮が) 上げる, 差す
won't どうしても~しない
strike (時計が) 時を打つ
■ won't
wont
will not の短縮形。 ここでは、 強い拒絶の意味を表す。
- The door won't open. (ドアはどうしても開かない)
strike
他にも様々な意味を持つ語であり、 「打つ、(嵐・病気・不幸などが) 襲う、ぶつかる」等の意味がある。
fit 適当なふさわしい
fit
「体の調子が良い」 という意味でもよく使われる。
- To keep fit, I take an aerobics class three days a week. (体調を維持するため。に私は週3日エアロビクス教室に通う)
: Dis-moi, mademoiselle.
■ woman's
woman has
sight
sight は通常 「視界 景色」の意味がある1 sorry sight という表現の中では 「ひどい有様」という意味で捉えるのが適当である。 「a sight of・・・」 で 「多数の〜」という意味になる。 また、副詞的な「はるかに、 ずっと」 という意味も持つ。
- He is a sight taller. (彼のほうがずっと背が高い )
do it
話す口調や話しの前後関係によって様々な意味を含む。 命令調で使われる場合は、「さっさとやれ!」 という気持ちが入っていることが考えられる。 一方で さぁ始めよう!」という皆を促すようなニュアンスを持つ場合もある。
buzz ブンブン飛ぶ
bite 餌につく
bite
名詞として使われると 「ひとかじり ・ 少量」という意味になる。
- I couldn't eat another bite. (もう食べられません。 お腹いっぱいです)
fright
「恐怖」 という意味でもよく使われ、 特に「突然襲われる一時的ないし激しい恐怖」という意味を持つ。 他にも 「恐怖」 という意味を持つ類語がいくつかある。 fear は「危険・脅迫などによる) 恐れ、不安」を表し、 terror は 「非常に強い恐怖」 horrorは 「嫌悪感が伴う強い恐怖」を表す。
kite 凧
fight 戦う
get high
「高く上がる」の意味。 get は become と同様に 「~になる」の意味。 直訳は「高くなる」 だが as a kite 「凧として」 から考えて、 「空高く舞上がる」となる。
kite
「凧をあげる」 という場合には、 faise やlift ではなく fly を使う。
- Let's fly a kite. (凧をあげよう。)
just eight bars and off
「ちょうど8小節歌って去るよ」の意味。2人で残りの8行 (8小節)を歌ったところで、映画ではちょうど車が去っていく。bar の中心的な意味は「棒」だが、楽譜の小節の区切りの線も意味するようになったと考えられる。offは「離れて」を意味する。
just in time ぎりぎり間に合って
It's like 〜みたい
be better off
off の後に形容詞または動名詞を伴って、「(~である方が、~した方が) もっと良い状態になる、 一層暮らし向きが良くなる、いっそう楽である」の意味。
- You are better off buying it.downtown. (それなら中心街で買った方が良いよ)
glow 輝き
take down ~を書き留める
burlesque
シェークスピア等の文芸作品をパロディ化した茶番。一般的には軽い下ネタの類のコントや、 お色気を強調した踊りを含めたショーのこと。
outfit 服装ひとそろい, したく品
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:title]
EXTJINT. CHEZ LOUIS THEATER NIGHT – Pierre gazes at a LES CHANTEUSES AMERICAINES poster with Lorelei and Dorothy posing in burlesque outfits. Gus arrives and sees the poster.
les chanteuses Americanies
American female singers.
米国人女性歌手
Oh, dear あらまあ
perfectly 完璧に
used to be かつて~だった
used to be
この表現は、現在はかつての状態と異なることを含意している。 したがって、 ガスはかつてローレライとドロシーの友達だったが、現在はもう友達ではないという含みがある。
- There used to be a beautiful park there. (以前そこにはきれいな公園があった)
a friend of ours
「私たちの友達の一人」 の意味。 Our friendがどちらかと言うと 「親友」を含意するのに対し、この表現は「友達というグループに属している一人」 を含意する。
- He isn't her boyfriend, just a friend of ours. (彼は彼女の恋人なんかじゃなく、ただの私たちの仲間の1人よ)
indeed 本当に
the entire Atlantic Ocean
entire 「全体の」 をつけることによって、遠路はるばる大西洋を超えてきた」 というニュアンスが出ている。
mind ~が気に障る。 ~が嫌である
fall in love with 〜に恋に落ちる
trust ~を信頼する
no matter what I might do
=whatever I might do
「たとえ私が何をしようとも」の意味。 譲歩を表すときに用いる。
that's being unreasonable
be 動詞の現在進行形を用いることで、「わざと~になっている」 というニュアンスが生じる。 したがって 「わざと無茶言っているだろう」の意味。
■How can I trust you...?
「どうやって君を信頼できるか」 の文字通りの疑問の意味ではなく、 「私は君を信頼できっこない」という反語的な意味合いが強い。
■Father's found
= Father has found
Be right there.
I'll be right there.
「すぐにそちらへ伺います」 の意味。 文頭の間が省略されている。 right は 「すぐに」の意味。
■ It's men...lam.
It is・・・who 〜 「~する (した)のは・・・だ」の強調構文である。 like は 「~のような」の意味。 make は目的語と補語を伴い「...を~にする」 の意味。 the way ~は 「~方法、どのように〜か」 の意味。 したがって the way lam で 「私の様子、 私がこんな風であること」の意味になる。 要するにガスに対し、 「あなたが悪い」 と攻撃的な態度をとっている。
if... at all 少しでも・・・なら
feel sorry for ~に対して申し訳なく思う
if you...I've been through....
if節の中が loved. 主節が you'd feel となっていることから、 仮定法過去の文である。 現実の逆を意味するため、ガスに対して暗に 「私を愛していないから、私が経験てきたトラブルに何とも感じていない」と怒りをぶつけている。
you'd
=you would
instead of ~の代わりに
hold them against me
hold は 「保持する」 が中心的な意味である。 them は the troubles I've been through を指す。 against は 「~に対して」を意味する。 以上を文脈に当てはめて解釈すると、 「私に対してトラブルを突きつける」 となる。
another
「もう一つの」を意味する。 other に an がくっついた形であり、 他にたくさんある中から不特定に一つ選ぶときの 「もう一つ」である。 この場合 another がつくことにより、 「これ以上他に一言もしゃべるな」という強い意味合いになる。
tough つらい
number (ミュージカルの) 曲目、演目
get upset
get は 「~になる」 の意味。 upset は形容詞 「気が動転して、狼狽して」 の意味
- She tried not to get upset in front of her children. (彼女は子供たちの前で取り乱さないよう努めた)
you mean ~ということですか。つまり~ってこと?
豪華客船について
ローレライ達は 「ile de Paris」 という豪華客船でパリに向かう。この映画が上映された1953年当時ニューヨークとパリの間を行き来していた豪華客船に fle de France がある。 「fle de Paris」 はおそらくこの船の名前をもじったものと思われる。 ローレライやドロシーは客船の中で、 パーティーをしたり高級レストランでディナーを楽しんだりと船旅を満喫していたが、 当時の豪華客船はいったいどんなものだったのだろうか。 現在でも旅行会社の広告などで「豪華客船クルージングの旅」など魅力的な言葉を目にするが、 当時の豪華客船と現在のそれは似て非なるものだと言える。 つまり、現在の豪華客船が、船の上で快適に楽しく過ごす娯楽的な要素が強いのに対し、 当時の客船は遠洋定期船であり、 貨物輸送を主の目的としていたのだ。 ヨーロッパとアメリカを結ぶ北大西洋航路は、 列強諸国が威信をかけた豪華客船が往来した。 アメリカではこういったタイプの客船を 「オーシャン・ライナー」 と呼んでいた。 皆さんがよくご存知のタイタニックもその一つで、北大西洋航路用に造られたイギリスの豪華客船である。 遠洋定期船として豪華客船が多く利用されたのは1880年代からその役割が飛行機に移り始めた1950年代までだった。 世界恐慌後には、 北大西洋航路の豪華客船の間でスピード競争が勃発し、 各国がスピードを競い合った。 ドイツのブレーメンが口火を切り、 イタリアのレックス、 フランスのノルマンディー、イギリスのクィーン・メリーが次々と記録を更新していった。 この競争のため、本映画が上映された当時はニューヨークからフランスのシェルブールやルアーブルまで約4日で行けるようになっていた。
では当時の客船の内装はどうであったのか。 豪華客船と言うくらいなので、 旅の間も優雅な生活ができるような設備があった。 特に一等客室は一般的なホテルよりも優れた家具、設備が整っており、本映画でも出てきたような室内プールや、 高級レストランを有する客船もあった。 それ以外にも、 バーや、 図書館、 トレーニングルーム、バーベキューができる場所まであり、 陸上と同じような生活を送れるほどの客船もあったという。 ローレライ達の 「fle de Paris」での過ごし方から、 当時の豪華客船内の雰囲気を味わうのもおもしろい。
日比野 彰朗
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「なぜキスさせたの?」"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY6 対訳 The Jig's Up
万事休す
DVD 00:54:59
主な登場人物
お金に目がない金髪ショーガール。
ドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)
ローレライとは性格が正反対の黒髪の親友。
ピギー・ビークマン(チャールズ・コバーン)
ダイヤモンド鉱山を所有する大富豪。
アーニー・マローン(エリオット・リード)
ローレライを追いつめる私立探偵。
ガス エズモンド(トミー・ヌーナン)
お金持ちなローレライの婚約者。
After Lorelei and Piggy leave the room, Ernie appears with PIERRE, the cleaner who has a key.
PIERRE: Oui, monsieur.
フランス語
欄は英語訳)
Yes, sir.
keep an eye on見張る
take this thing back
「take +0 +back」 = 「元の場所へ) ~を戻す」
ex. Many people take their unwanted christmas presents back for a refund on Boxing Day. (クリスマスの翌日、 多くの人々は欲しくなかったプレゼントをお店に返品する) * Boxing Day =クリスマスの翌日。 元々は、 教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱( box) を開ける日であったことが由来とされている。
microphone マイク
dividend 配当金
leave the door open
開けたままにしておく
leave the door open
+O+C= FOをCのままにして「おく」 の意味。
- I'll leave a spare key under the mat for you to get in. (あなたが入れるように、玄関マットの下に合鍵を置いておくわ)
get in ~に入り込む
through (戸口などを) 通り過ぎて
It has nothing to do with you.
「それは君とはまったく関係がない」 の意味
- I have nothing to do with it. (私はそれとは何の関係もないわ)
I'm being paid to...bandit.
「金髪の無法者を見張るように雇われている (お金を支払われている)」の意味。
pay +0 + to do~で 「Oに (金) 支払って〜させる」 の意味で、 現在進行形の受動態をとっている。
I'd sure hate to...job.
「私はきっとあなたの仕事をするのをひど<嫌がるわ」 の意味。 I'd は I would の短縮形で、 仮定法過去である。 「あなたの仕事をすることはないけど、 もしするならば」という意味合いが出てくる。
check up 調査する
messy work やっかいな仕事
messy work
messy は 「汚い」 「汚れた」 の意味。
spy on ~を探る。 こっそり)
go away 出て行って
You can hear better in here
直訳すると「ここの方がよく聞こえる」 という意味。 ローレライが立っている部屋の外と比較しているため, well ではなく比較級の better が使われている。
intrude 邪魔をする
mercenary 報酬 (金)目当ての
nitwit 馬鹿
decent きちんとした
impulse 衝動 出来心
scheme 計画
get mixed up
「(よからぬことに) 関わりあう、 関係する」 の意味。 口語でよく使われる。
- You will get into trouble if you get.mixed up with those guys. (あの人たちと関わり合うとトラブルに巻き込まれるわよ)
計画という意味で、 plan よりも堅い語。
しばしば 「陰謀 悪巧み」という意味でも使われる。
- The prisoners had a scheme to break out of prison. (囚人たちは脱獄しようと企んだ )
rub someone's nose in
「人の失敗や言動などを注意する、 罰する、それについて嫌味を言う」という意味。
ex. You don't have to keep rubbing my nose in it about losing last week's game. (先週の試合に負けたことで、いつまでも嫌みを言うなよな )
pray お願いよ. (人に)懇願する
scat 立ち去れ! (シッ!)
I meant そういうつもりだった(本当のことだった)
I meant
「そのつもりだった」という意味。わざと、または意図して行ったということ。ここでは、 (お金持ちだったいう以外の自分の言動は) 「本当だった (嘘ではない)」という意味で使われている。
- That's not what meant. (そんなつもりじゃなかった)
think about it 考えておいて
slob だらしない人、魅力的でない人、 最低の人の
fall in love with
類似表現に、 「be in love with・・・」 があり、こちらは「〜に恋をしている」 という状態を表す。
I hope so
「そう願うよ」 「そうだといいね」 の意味。
とても良く使うフレーズ。 相手の言ったことと異なる状況になる可能性がある場合には「そうだといいけど」というように希望的観測的な意味の訳になる。
let's change
= Let's change clothes.
「(洋服を) 着替えよう」 の意味。 他にも着替えようの意味では、 get dressed や put on ~を使う。 ちなみに, wear は「~を「着ている」 という状態を表すので、 何かをこれから身に着けるという動作を表す際には使わない。
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:title]
EXTJINT. FRANCE
DAY- The ship docks into port.
Lorelei and Dorothy ride in the back of a taxi driven by PIERRE through the streets of Paris.
It's the first time I've...
「~するのはこれが初めて」 という表現で、timeの後に続く文は、 経験を表すため完了形を使う。 first を他の序数詞に入れ替えることもできる。
- This is the fifth time he has asked.me the same question. (彼が私に同じ質間をするのはこれで5度目だわ)
■ without...
「~がなく、〜なしで」 の意味。 後ろに動名詞 (ing 形) を伴うと 「~せずに 〜することなく」という意味で使うことができる
- You souldn't go to bed without brushing your teeth. (歯を磨かずに寝ないほうがいいよ)
never 一度も~しなかった
enough 十分
enough
enough には 「うんざりするほど十分」という意味もある。
- Enough (already)! (もうたくさんだ。もうよしてくれ)
■ we'll be seeing you
「また会いましょう」 という表現。 未来進行形を使うことで成り行き上当然そうなるという確実性を含意することが出来る。
■May I help you ?
「ご用件はなんでしょうか?」 よくお店などでスタッフがお客さんへいう決まり文句。 「いらっしゃいませ」 に近い表現。 電話による応対でも用いられる。 同意表現として What can do for you? や What can get for you? がある。
admit ~を許す。 認める
reservation 予約
in the name of
「~の名義で」 の意味。 他にも 「~の名に「かけて」 「~に誓って」という表現として使われる。
We have been expecting you.
「お待ちしておりました」 の意味。 決まり文句。 expect が 「予期する」 「期待する」という意味で、ビジネスでも使われる。
- Ive been expecting you. お待ちしておりました)
this way こちらです
this way
Come this way, please.
この表現のように、 this/that way などの場合、たいてい in を省略して使う。
INT. HOTEL MANAGER'S OFFICE - DAY Lorelei and Dorothy enter the office to find Ernie, Lady Beekman and PRITCHARD.
lose 失う
persons 人々
persons
person を複数形で使う場合は、 法律用語であることが多く、 一般的には people を使う。
I mean つまり
I dare say おそらく~だろう
proceed 続ける
represent ~を代表する
insurance 保険
squalid 卑しい, 汚い
be willing to
「~してもかまわない 〜するのは嫌ではない」程度の意味で、 自ら進んで申し出たり、喜んで引き受けたりするといったニュアンスはない。
- I am willing to negotiate the price. (価格の交渉に応じても構いませんよ)
incident
特に重大事件に発展する危険性をもつ「出来事」 を意味する。 思いがけなく起こる 「事故」 は accident を用いる。
allow me to 〜させてください
clarify はっきりさせる。 明確にする
report ~を報告する
■What's that got to do with us?
What has that got to do with us?
= What does that have to do with us?
have got= have であり、 have to do with で「~と関係がある」 の意味となる。
- I've got nothing to do with him. (私は彼とは何ら関係ありません)
absolutely 絶対に、 全く
for herself 自分で
sue ~を訴える
slander 悪口, 中傷
None of your business.
「あなたには何の関係もない」という意味。
否定文で business は 「(干渉する) 権利」を意味する。 同様の表現として Mind your own business. 「余計なお世話だ」 という表現がある。 いずれもけんか腰のきつい言い方である。
■ it's very...business.
前述のローレライの None of your own business, をうまく切り返した表現である。
肯定文で 「(干渉する) 権利」 の意味のbusiness を使うことは稀である。
I haven't got
=don't have
you didn't
=you didn't steal the tiara
one's affair 個人的な問題
that's one explanation
one explanation とすることで、たくさんある中の一つの説明」という意味合いが出るので、 your explanation とするよりも、冷静に、感情的にならないでローレライを責めている感じがある。
Lord Beekman
Lord を人名の前につけて 「~卿~閣下」という敬称になる。 厳密には 「侯・伯・子・男爵の正式称号の代わりに用いるくだけた尊称: 公侯爵の子息、伯爵の長子の尊称に用いる。
done so
= asked Mr. Beekman whether the tiara was stolen or not.
He denied knowing...
deny は 「〜を否定する」 の意味で、 目的語には動名詞をとることができる。 全体として He didn't know anything about it.と同じ意味になる。
Piggy wouldn't do that
wouldn't は 「どうしても〜しなかった」の意味。 do that は前出の部分を指し、deny knowing anything about it を意味する。
dream of ~を夢見る
That remains to be seen.
直訳すると 「それはいずれ分かるものとして残っている」 となり、つまり「それは現時点ではまだ分からない」という意味の表現である。
mean business 本気である
be in to
be in が 「到着する やってくる」 や、文脈によっては 「在室している。 来ている」を意味する。 to が 「~に」 を意味する。
全体として「~に接触する、~に会いに行<」 の意味になる。
regret 後悔する。 残念に思う
What now?
「今度はなに?一体何事? それでどうするのよ」 という驚きや若干批判的なニュアンスを持つ決まり文句。語順を入れ替えて Now what ? とも言う。
hear from ~から便りがある、~から連絡がある
■ wouldn't
wouldn't は仮定法過去で、 「(実際に予約と信用状が取り消されたが、) エズモンドさんはそんなことはしないだろう」という意味を含んでいる
responsibility 責任
bill 請求書 勘定
exactly
「全く、 まさに、そのとおり」の意で、相手の発言をすべて肯定する。 あるいはそれに賛成する。
- So you're saying you didn't know about it at all? Exactly. (つまりあなたはそれについて全く知らなかったというわけですか?全くその通りです)
concern 関心事, 心配事
get out of ~から出る
if you need any help
any は if などの条件節の中で「何か、誰か、 少しでも」 を意味する。
- If you have any difficulty, ask me for help. (もし何かこまることがあったら私に助けを求めて下さい)
hold one's breath 息を止める
この映画から覚えておきたいセリフ ベスト10
Right on cue.
意味良いタイミングで。
cue には名詞で 「何かを始める合図」 という意味がある。 on は前置詞で接触して上に乗っている状態を表し、 on Sunday (日曜に) など、時の1点を示す際に用いられる。 以上より on cue で 「何かを始める合図のまさにその時点」 を表す。 また、 right は副詞で 「正確に、まったく」 の意味があり、 on cue を修飾している。
話し手の期待する丁度その時に物事が起きた際に用いられる表現。 例えば、タイミング良く人が到着した時や、物事が始まった時など。 この表現は、 Right on time という表現と似ているが、 普通、望ましくないことが起きた時に用いられる。 例) When the MC called for a toast, right on cue, Uncle Tom again shouted"margarine"(MCが乾杯の発声をした丁度のタイミングでトムおじさんは再び 「マーガリン」と叫んだ。)
Make yourselves at home.
意味 くつろいでね。
「make + O + C」で 「O をCの状態にする」 という意味になる。 この場合、 at home は副詞句であるため、厳密にはCにはなり得ないが、Cの役割を果たしていると考えることができる。 従って、yourself(あなた自身) を at home(家にいるようなくつろいだ状態)にするという意味合いになる。
家に招待された客人に対して、 招待した側が、 自分の家であるかのようにリラックスして過ごすように伝えるために使用する表現である。 パーティーや食事会のような短い期間から、ホームステイのような長い期間まで使用される。 しばしば、Can I get you a drink? (ドリンクはいかがですか)などの言葉と共に用いられる。
What a coincidence!
意味なんて偶然なの!
感嘆文の基本的な形は 「What a (形容詞) + 名詞 + S+V ! 」 である。 形容詞はある場合とない場合がある。もともとの形は What a coincidence it is! (この状況はなんて偶然の一致なんだ!)となる。
SとVに相当する it is を省略した形がこの表現になる。 同じ用法で他にも What a geek! (なんてださいやつ)など。
話し手が、別の人がした言動と全く同じ事をしたり、 同じ事を言ったりした時に驚きを表す表現。例) I just bought a new car. (新しい車を買ったばかりなんです) What a coincidence! So did I. (なんて偶然! 私もです) いつも人の真似をしてばかりいる人が、 同じ事を真似た時などに、 皮肉的なトーンで使用されることもある。
Well, don't bother.
意味 それは結構。
don't bother には主語がないため、否定の命令文であり、「~してはいけない」 の意味になる。 botherは動詞で 「(相手のじゃまをしたり、心配をかけて) 相手の心を乱す」という意味である。 この表現は「じゃまをするな」という意味で用いることが多いが、本映画の文脈では「無駄なことはするな」という意味で使用されている。
話し手が、 何かをしようとしている相手に対して、 その行為が好ましくない結果に繋がるため実行しないほうがよい旨を助言する際に用いる。その際話し手はすでに相手がしようとしていることをして|失敗した経験がある場合が多い。 Don't waste your time. (時間を無駄にするな) に近い表現である。You needn't bother. / There's no need to bother. という形でも用いられる。
No cause for alarm, my dear.
意味怖がらんでいいよ。
cause はある結果を生じさせる原因、 alarm は何らかの危険の可能性から生じる恐怖や警戒心を意味する名詞であり、cause for alarm で 「警戒の原因」 という意味になる。 よって No cause for alarm で警戒の原因がないことを示す表現となる。 There is... (~がある)を伴い There is no cause for alarm.と言うこともある。
問題になりそうな状況について、 心配する必要はないことを聞き手に伝える表現である。 通常この言葉には相手を安心させる意図がある。 話し手は、その状況をコントロールしているか、しようといている状態にあり、 危険な状態に繋がらないという確信をもっていることが多い。 my dear は一般的に配偶者に対する愛称として付けられる。
If a thing's worth doing, it's worth doing well. 意味 やる以上は徹底するのよ。
worth ・ing で 「〜する価値がある」 という熟語表現である。 この熟語表現はよく用いられる表現で|あるが、 文法的には少し複雑である。 というのも、 worth は本来形容詞であるが、 この場合、 前置詞的な働きをしているのである。 そのため、 後に来る動詞が動名詞の形になっている。 thing には 「物「事」 の意味がある。 ~ 'sはここでは is を略した形である。
時間をかけるに値する仕事であると思ったら、 それをするためにあらゆる努力をすべきだということを強調する時に用いられる表現である。一般的に、その人にとって価値のある仕事に対して、 手抜きしたり近道をしたりせずに、一生懸命ベストを尽くして取り組むよう相手を励ます時に用いられることが多い。
We'll stick together.
意味 二人でやるのよ。
We'll We will で、 「~しよう、~するつもりだ」 という意志未来を表す表現である。 stick は 「二つ以上のものがくっつく」 や 「刺さる」という自動詞の意味がある。 「一緒に」 や 「共同で」という意|味の副詞 together が動詞 stick を説明しているため、 stick together で、 「一緒にくっついている」 という意味になる。
一人になったり、 個々が勝手な行動をとったりせず、 ペアや集団でずっとまとまっているべきだということを表す表現である。 普通、 大きな集団で行動する時や、 知らない地域で行動する時など、 集団でいることがその状況下では安全でメリットがあることを強調するために用いられる。 例) Let's| stick together so we don't get lost. (迷わないように一緒にいよう)
| François, you're just in time.
意味 あらフランソワ、ちょうど良かったわ。
in は前置詞であり、 通常は何かの中にある状態を示すが、 この表現では時間の概念の中で 「〜のうちに」という意味を表しており、 in time で 「時間内に」という意味になる。 よって、 イベントなどに間に合ったことを表す表現となる。 just は 「 ちょうど、まさに」 という意味の副詞で in time を強|調している。
"You're just in time" は相手が何かが始まる時間に間に合った時に用いられる表現である。 もしその人が到着していなかったら、 何かを見逃していた場合や、 なにか不都合が生じた場合に用いられる。
例) You're just in time. The plane was about to close the doors. (ちょうど間に合った。 飛行機の扉が閉まるところだった。)
You're only making things worse.
意味 状況を余計悪くするだけよ。
「make + 0 + C」 で、 「O をCにする」という意味である。 この場合、 things は 「物事」 を表す名詞で0の役割を果たす。 worse は bad の比較級で「より悪い」という意味となり文中で補語の役割を果たしている。 よって make things worse で 「物事をいっそう悪くする」 の意となる。 この場合の現在進行形は 「~しそうである」 という意味を表す。
ある問題を解決しようとしているのに、反って問題を悪化させている状況で用いられる表現である。この表現を用いる場合、話し手には、他の人に迷惑をかける結果になることが予想できるためその人が問|題を解決しようとするのを止めさせようという意図がある。 例) The wine stain won't come out. Rubbing lit will only make things worse. (ワインのしみは浮き出て来ない。 こするとますます状況は悪くなる。)
What's got into you?
意味 どういう風の吹き回しなんだ?
|get into で 「中に入り込む」という意味。 車などに乗り込むときもこのget into を使用する。 What's What hasの短縮形であり、 現在完了の形になっているため、動詞が過去分詞の got となっている。 what は文の主語となり 「何が」という意味となる。 直訳すると 「何があなたの中に入り込んでしまったの?」 という意になり、 何者かがその人に入り込み操っているかのようにいつもと違うように見えるというニュアンスを表現している。
普段と異なった振る舞いをし、その振る舞いが周りを驚かせたり煩わせたりしている人に対して用いられる質問文である。 通常話し手は、その人の普段とのギャップに驚きこの表現を使用する。 例えば、いつもよりうれしそうな人になぜそんなにうれしそうなのか尋ねる場合に用いられる。 または、失礼な言動をしている人に忠告する場合などにも使用される。
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「あんなヤツよく我慢できるね」"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY5 対訳 Ernie's Snooping
主な登場人物
お金に目がない金髪ショーガール。
ドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)
ローレライとは性格が正反対の黒髪の親友。
ピギー・ビークマン(チャールズ・コバーン)
ダイヤモンド鉱山を所有する大富豪。
アーニー・マローン(エリオット・リード)
ローレライを追いつめる私立探偵。
ガス エズモンド(トミー・ヌーナン)
お金持ちなローレライの婚約者。
アーニーの詮索
DVD 00:40:23
walk around a corner A曲がる
porthole 舷窓
peer through 覗き込む
Swahili スワヒリ語
EXTJINT. SHIP DECK LORELET'S CABIN DAY -Dorothy walks around a corner to see Ernie taking photos through a cabin porthole. After he leaves, she peers through the same porthole and sees Piggy speaking Swahili to Lorelei.
see Earnie taking photos
「see + 0 + ~ ing」 で 「Oが~しているのが見える」 という意味。
- We saw him walking across the street. (彼が通りを横切っているのが見えた)
peer through
peer は 「(よく見えてないというふうに)じっと見る」の意味。 前置詞を変えることで様々な意味になる。 peer into で 「〜の中をじっと見る」 peer at で 「〜をじっと見る」 となる。
clever 上手な、器用な
coconut (ココ) ヤシの実
shell 殻
basha
英国軍のスラングで、 「寝室」 の意味合いをもつ。
native 原住民 訪問者外人などと区別して) 土地の人
ward off (人・動物・強打などをかわす, 防ぐ, 近づかせない
must ~に違いない
fascinating 人を魅了する。うっとりさせる
get to meet
「get to do」 で 「(人が) 〜する機会を得る」 となり、 do には動作動詞が使われる。
- We couldn't get to drink good wine.
(おいしいワインにありつくことはできなかった)
poor little thing 「かわいそうに」という意味の決まり文句で、 同情を表す。starved 渇望している
terrible ひどく悪い
lonesome 孤独の
especially 特に
in the middle of ~の中心に
crowd 群衆, 人ごみ
leave it to Piggy 「leave + 物事 + to 人」 で 「物事を人に任せる、 ゆだねる」 となる。
■ Shall |
= Can I do...?; Do you want me to do・・・?;
Would you like me to do・・・?; Shall l do...?で「(相手に意志を尋ねて)~しましょうか」の意味。
we're expecting (人) が来るのを待つ。 (人)がやってくると思っている
If you like.
「(しぶしぶ同意して) まあよろしいです」
という決まり文句。
appointment
類語である promise との置換は不可。 「(医師・美容師などの) 予約」という意味もあるが、「(ホテルの宿泊・レストランの食事などの) 予約」は reservation を用いる。
pop off 急に立ち去る
toodle-oo さようなら
chin-chin さようなら
toodle-co
フランス語で see you soon に相当するtout a l'heure が語源とされている。 「さようなら」 を意味する古めかしい表現。
chin-chin
中国語の請請が語源とされており、それかピジン英語 (現地人と貿易商人などの外国語を話す人々との間で異言語間の意思疎通のために自然に作られた混成語)となった。
all that rot
et cetera; and so on; and what have.you
あまり上品ではない表現で、 真面目な場面では使われない。 かなり古い表現。
mean 意地の悪い
shut up 黙れ
mean
形容詞で 「意地の悪い」「卑劣な」 の意味。
mean は動詞 形容詞、名詞でそれぞれ意味が異なるので、使う際には注意すること
ex. Stop being mean to me! (意地悪はやめて!)
in a jam
「困って、 窮地に陥って」 の意味。 jam には、果物の 「ジャム」 のように、 「詰め込まれること」という意味があり、「交通渋滞」 を traffic jam と表す。
start ~ing ~し始める
bark 吠える
■you wouldn't want Mr. Esmond to see
「want + 人 + to do」 で 「人に~してもらいたい」となる。
My goodness 何てこと, 大変、まあ、あら
dangerous 危険な
full of 〜でいっぱいの
python ニシキヘビ
grab ~をひっつかむ
goat ヤギ
squeeze 締め付ける
to death 死ぬまで
get to the point
何を言いたいんですか、 すばり言え。
Piggy was being the python
「be 動詞 + being + 形容詞 / 名詞」で一時的な状態を表し 「(今は) ~のようにふるまう」となる。
He won't have to.
= He will not have to tell anyone he was being the python.
■Whatever for ?
whatever は疑問代名詞で 「一体何を」の意味。 疑問詞 what の強調形で、驚き当惑などの気持ちを表す。
- Whatever do you mean? (一体何のつもりなの
National Geographic
ナショナルジオグラフィック協会が出す会式雑誌。 1888年創刊で、 地理学、 人類学、自然・環境学, ポピュラーサイエンス、歴史、文化、 最新事象、 写真などの記事を掲載している。 ここでは、 「(マローンが
ローレライの写真を取っていた理由は) ナショナルジオグラフィック (のような公式の雑誌) に掲載するためだと思う? そんなことあるわけないでしょう。」 というドロシーの意図が込められている。
wake up 目を覚ます
fox (人)をうまく欺く、 だます
shine up to (人)に好かれようとする
detective 探偵
hire ~を雇う
I'll bet you...Mr. Esmond
「bet + 人 ++ that 節」で 「人にきっと・・・だとお金などを賭ける」 となる。 ここでは、 「彼がエズモンドに雇われた私立探偵であることに何を賭けてもいい」 という意味。
ex. I bet anything she's lying. (彼女がうそをついていることに何を賭けてもよい)
jealous 嫉妬して
absolutely 絶対に
unreasonable (人・行いが)理性的でない
think better of
ここでは、 直後のローレライの"Better?"というセリフを考慮して、 「考え直した→よりいい手段を思いついた」という解釈にした。
charm 魅力, 人を引き付けるもの
work 機能する
smart 利口な, 賢い
work 機能する
smart 利口な, 賢い
The question is,...that?
The question is how we do that.
文頭に置いて「問題は、~」という意味。
simplest 最も簡単な
swipe ~を盗む
get our warpaint on
「get + メイクなど + on」 で 「メイクなどを施す」 となる。 warpaint は 「(北米先住民などが絵具で顔や体に塗る) 出陣前の化粧」のこと。
steward 船室係
lock the door behind
「出ていった後で鍵を閉める。」 このbehind は位置的な 「~のうしろに」 というよりも、 after のように時間的な 「~のあとで」という意味が強い。
set about
=begin; start
不定詞の代わりに名詞 動名詞を使うことも出来る。 単に 「始める」 という意味に加え、 「努力や時間を要するものに取りかかる」 というニュアンスが含まれている。
- Our team has set about a new.project. (私たちのチームは新たな企画に着手した)
[http://
:title]
INT. ERNIE'S CABIN / SHIP LOUNGE-NIGHT- Lorelei quietly enters the cabin and hides behind the door before the steward sees her. The man exits and locks the door behind him.
Lorelei sets about to find the photos. Dorothy is in the lounge with Ernie to distract him.
sound (〜のように)見える聞こえる
That's all
以上
That's all.
「それだけだ」という意味の決まり文句。
「以上」 「これで終了です」 などの意味で、締めくくりの言葉として幅広く使われる。
ex. That's all for today. (今日はこれで終アです)
sort of いくらか, 多少
be stuck 動けなくなる
burglar 不法目的侵入者
■ Heavens no!
God, no!
God の代わりとして用いられる。
ring
call on the telephone
- Irang my mother on Mother's Day.
(私は母の日に母に電話をかけた)
help you escape
「help + someone + 動詞の原形」で「誰かが〜するのを助ける。」 目的語(someone) の次は to do にしても構わない。
never mind 気にしないで
animal magnetism 動物的魅力
animal magnetism
magnetism はもともと「磁気」 という意味であるが、 「磁気」= 「引き付ける」 ということから、転じて 「魅力」 という意味でも使われる。
look 見て
look
「(ちょっと) 見て」 の意味。 相手の注意を払ってもらいたい時、 注目を集めようとする時に使う。
■What'll I do?
What shalll do? の短縮形。 「何をすればいいでしょうか?」の意味。
■Are you feeling well?
「気分 (具合」 はどうですか?」 の意味。
決まり文句。
- I'm not feeling well today. (今日は、気分が良くない)
具体的にどこが悪いかなどを濁すことができる。 予定を断る時などにも、遠まわしに断るために使ったりする。
my dear
「私の親愛なる人 (君)」 の意味。 「ねぇ」「あなた」などと訳せたり、 特に訳したりしない場合もある。 愛情を込めて相手を呼ぶときに使う。 友人、家族、恋人、 知り合いなど幅広く使える。
chill寒気
sherry シェリー酒
a spot of
「少量の」に意味。 イギリス英語でよく使われる表現法で、 a bit と同じように使える。
ex. Looks like we might have a spot of rain tonight. (どうやら今夜はぼつぼつ雨が降りそうだ)
let me
let me + 動詞の原形
「(私に) ~させてください」の意味。
- Let me say something before we start discussing the plan. (計画の議論に
入る前に一言言わせてください)
no cause for alarm
心配する理由は無い
purely まったく、純粋に
medical 医学的な医療の
at any rate とにかく、少なくとも
such
such + 形容詞 + 名詞
「とても〜な・・・ だ」 「なんて~な・・・だ」の意味。 such の後の形容詞を強調させる言い方。 such をつけることでより感情を強調することができる。
- You're such an amazing person!
(あなたってなんて素敵な人なの!)
Beg your pardon?
「失礼ですが、 もう一度おっしゃってください」の意味。 問い返す時の丁寧な言い方。
fly on the wings of Mercury.
ローマ神話で Mercury 「水星」 は羽を持った神の使者であり、 世界中を飛び回っていた。 また、 太陽系の中でもっとも速く動くことから、この「マーキュリーの羽で飛ぶよ」 = 「超特急ですっ飛んでいく」という比喩が使われている。
battering old wolf
年老いた狼(女好き)
intention 意図
honorable 高潔な、尊敬す
For heaven's sake
「どうかお願いだから」 の意味。 「ひどい.あきれたなんてことだ」 などの驚きや「いいかげんにしてくれ」などのいらいらした感情、 「なんだって?」 などの疑問形での意味で使われることもある。 後の文を強調させる。 同じような言い方で forGod's sake や for Christ's sake がある。
cf. For God's sake, stop talking! (お願いだから、黙って
INT SHIP LOUNGE / LORELET'S CABIN - NIGHT -Dorothy talks with Lorelei on the telephone.
bruise あざ 打ち身の痕
darn it なんてこと! (畜生)
buy
「~を信じる, 受け入れる」 の意味として使われている。
in 10 minutes 10分後(以内)に
empty カラにする
worthy of 〜にふさわしい
in a minute すぐに
leave it alone 放置する (放っておく)
why don't...
why don't you turn the heater off? と言いかけた。
amaze びっくりさせる
bitters
植物の根や皮の成分をアルコールに浸して作るリキュール。 苦みが強く、 苦味酒・苦味剤とも呼ばれる。 主にカクテルの香味づけに用いられる。
sleeping pills 睡眠薬
potent (薬が) よく効く、強い
worth doing
「~する価値がある」という意味で、様々な場面で使用されるフレーズである。
ex. This song is worth listening to. (この歌は聴く価値がある)
Here we go さぁ、 できた
make yourself at home
楽にしてください
110 110度
be afraid of doing ~するのを心配する(恐れる)
a touch of
「ほんのちょっと、 軽い (病気) ~気味」という度合いを付け加えることのできる表現。
- This advertisement has a touch of exaggeration (この広告はちょっと誇張気味だ)
specialty of the house
特別メニュー、 名物メニューという意味で、レストランや、 食堂のメニューなどでも使われる表現。
toast
パンをトーストするという意味だけでなく、乾杯という意味がある。 ワインなどの祝杯にトーストの小片を風味づけとして人れたことが語源とされている。 give a toast (乾杯する) raise a toast (祝杯を挙げる) propose a toast (乾杯の音頭をとる) など drink 以外にもさまざまな動詞と組み合わせて使われる。
kidney
「腎臓」 の意味。 ここでは、 named Sidneyとruined a kidneyと didn't heが、shrankと drank が韻を踏み、 掛け合わされている。 ここでは、アメリカンジョークとして披露されている。
shriveled シワがよる
shrank 縮む
appetizing 食欲をそそる美味しそう)
bottoms up (口語) 乾杯
look like ~のように見える
scotch スコッチ(お酒の一種)
vodka ウォッカ ( お酒の一種)
brandy ブランデー ( お酒の一種)
gin ジン(お酒の一種)
try this これを試してみて
No
事実に対し否定であれば, no になり、その事実であれば yes となる。 日本語のように質問に対する答え (yes か no) ではないのを気をつけることが必要。 この場合、 ウォッカでなく、 本当に水であったなYes, it was water となる
burn up 燃え上がる
burn up
「燃え上がる」の意味だが、この場合は燃え上がるように体中が熱いという意味で使われている。
- The meteor burned up upon entering the earth's atmosphere. (隕石は地球の大気圏に突入するとすぐに燃え尽きた)
take off
他にも様々な意味がある。 「(飛行機などが)離陸する、休暇を取る」という自動詞として使われたり、 「(値段) を値引く。 (物)を取り除く」という他動詞としても使われる。
so far 今のところ
■ Any luck?
= Did you have any luck finding the film?
「うまくいった?」 の意味。 「どうですか?(うまくいってますか)」 というニュアンスがあるので、 色々な場面で使うことができる。
ex. Any luck getting tickets for the concert? (コンサートのチケットはばっちり手に入れられたの?)
there's one other
「もう一つ」 の意味。
ex. There's one other thing. (あ、 それとねもう一つ)
suppose so そう思う
two heads are better than one
( 諺) 三人寄れば文殊の知恵
I suppose so
「思う」 という意味の単語には suppose.think, guess などがあり、それぞれ確信度の違いによって使い分けられる。 thinkは 「(確かに) 思う」 suppose は 「(たぶん) 思う」、 guess は 「推測する」 というように使われる。
ticklish くすぐったい扱いにくい
stick together くっついて離れずにいる。 団結する
nearly
「もう少しで~するところだ」 という意味の副詞で、 almost と似ている。 almostは 「もう少しで~するところだったがしなかった」という結果を強調するのに対し nearly はその状態に達しそうな状況そのものを強調している。
ex. It was so funny. we nearly burst.into laughing. (それはあまりにおもしろくて、私たちはもう少しで吹き出してしまいそうだった)
nice glass of water
「一杯の水」の意味。 この場合の niceは話し手の気持ちを示し、 強調している。
look out
=watch out; be careful
「気を付けろ、危ない」の意で通常注意を促すために命令文で使われる。
ex. You will trip over if you don't look out. (気をつけないと転ぶよ)
soaked
「浸った、 ずぶぬれの染み込んだ」 という意味で、 wet (湿った)よりも水ぬれの度合いが高い。
「浸す、 染み込ませる」 という意味の動詞としても使える。
■ catch (a) cold
「風邪をひく」 の意味で、 動作を表す。 「風邪をひいている」 という状態を表す場合はhave a cold を用いる。
just in time
「間に合って」 を表すときは in time を用いるのに対し、 「定刻通りで」 を表す場合はon time を用いる。
- I arrived for the meeting just in time. (私は会議になんとか間に合った)
- The meeting started on time at 9 am (会議は予定通り9時ちょうどに始まった)
feel well
体の調子が良いという意味。
- Johnny isn't feeling well today.
so please excuse him from P.E.class.
( ジョニーは本日体調が優れず、 体育の授業はお休みさせてください)
しばしば親が体育教師に渡すよう子供に持たせるメモの一文。
feel like doing ~したい気分
put on ~を身につける(着る)
I've got it
「手に入れた」 の意味。 他にも 「わかった」という意味でも使われる。
develop 写真を現像する
INT. SHIP PRINT SHOP DAY - Lorelei receives the developed photos from the shop CLERK.
two dollar twenty
正しくは、 「two dollars twenty」 である。写真屋の店員はフランス人であるため、外国人にありがちな間違いをしている。 なお、「cents」 が省略されることは間違いではない。
negatives and positive prints
negative はネガ、 すなわち被写体の明暗や色が反転した画像がつくられる写真フィルムを表す。 一方でpositive はポジのことで、 写真像の明暗が被写体の明暗と同じに再現された画像を表す。
Ooh la la!
= Wow!
「あらまぁ!」 の意味。
A pleasure どういたしまして(こちらこそ)
4-letter man
スポーツで大変優秀な成績を収めた選手のことを表現する言い方。 ここでの letterは主に米国などで使う、 学校の優秀な(表彰されるような) 運動選手におくられるもので、高校や大学のジャケット (学校の誇り) などに優秀な成績を収めた種目の頭文字のワッペンや刺繍を入れて着る文化からきている。 さらに 4 letter なので
4つの異なる種目 (スポーツ)において優秀な選手であることを表すため、 「スポーツ万能、運動神経抜群な人」という意味でこう言われている。一般的に挙げられる4つのスポーツは、野球、バスケットポール フットボール、 陸上競技などだそれ以外にも複数ある。
しかしこの時のローレライの反応から、ローレライは彼の言葉を、 "fuck" などの4文字 (4 letter) の単語から、 「罵りの言葉を頻繁に口にする人、 口汚い人」の意味として捉えたと考えられる。
be ashamed to do 〜することが恥ずかしいと! (恥ずかしくて~できない)
admit 自ら認める. 白状する
INT. LORELET'S CABIN DAY- Piggy looks at the photos of him hugging Lorelei.
contemptible 卑劣な
impudence 厚かましさ
innocent people 無垢な人々、 罪の無い人々
invasion of privacy プライバシーの侵害
Why it's absolute invasion of privacy.
「完全なプライバシーの侵害ではありませんか」 の意味。 Why it's ~で「~ではありませんか」を意味し、~を強調している。
- Why it's about time he arrived. (そろそろ彼が来てもいい頃じゃあないか)
you were just being a snake
「あなたがただ油断のならない人を演じていた」という比喩表現としても使える。
be 動詞+形容詞または名詞を進行形にすることで、 「あえて~になっている」「~であることを演じている」 の意味。 snakeは 「蛇」 から意味が拡張して 「陰険な人」「悪意のある人」 「油断のならない人」という意味もある。
I better sit down
「私は座った方が良い」 の意味。 You had better do~ 「あなたは~した方が良い」の主語を「にかえて自分がすべきことを自分に言い聞かせるような雰囲気を出し、さChad が抜け落ちてより口語的になっている。
- I better call my mum before she gets worried. (お母さんが心配し始める前に電話しておいた方が良さそうね)
positive 疑いのない(確信して)
take advantage of ~を利用する
take advantage of
advantage は有利な要因, 利点 強みという意味だが、この成句では 「~に便乗する、つけ込む、 利用する、 だます」 というネガティブな意味にもなる。
- He took advantage of the confusion at the scene and managed to get away from the police. (彼は現場の混乱に乗じて、 警察から逃げおおせた
terrible ひどい
diamond tiara ダイヤモンドの
宝石付きの小冠
last 続く (衰えない)
gracious おやまぁ!(驚きを表して)
furs (動物の毛皮
race horse 競走馬
give away
「贈る、 譲る。 ただであげる」 の意。
- The radio station is giving away a new car. (ラジオ局は新車を一台賞品として進呈します)
put your mind to it
本当にそう思うかい?
「気持ちをしっかり持つ、 専念する」の意味。
ex. You can do anything if you put your mind to it. (やる気になれば何でもできる)
of course もちろん
Do you really think so?
「本当にそう思う?」 の意味。
ミュージカル映画発展の歴史
そもそもミュージカル (musical) とは音楽、 歌、 ダンス、 台詞が結合された演劇のことを指します。 単に演出として劇中歌が挿入されていたり、音楽、 ダンス、 芝居がそれぞれ独立していたりするようなものはミュージカルとは言いません。 それらの要素が一体となって表現されているものでなければならないのです。
ミュージカルはその起源を18世紀フランスにまで遡りますが、それがアメリカに持ち込まれ、20世紀初頭にガーシュイン兄弟によって確立されました。 当時は交通の便があまり良くなかったので、ニューヨークのブロードウェイへ足を運ぶことができる人は限られていました。 しかし1920年代トーキー (映像と音声が同期した映画)の登場により、 ミュージカルが映画化され、 多くの人が楽しめるようになりました。 当時のハリウッドの名優たちはミュージカル映画にも出演しました。 豪華なセットが作られ、数百人のバックダンサーが踊り、大規模な資金が費やされました。 その甲斐あってか、 世界恐慌が起きて世の中が不景気になろうともミュージカル映画は大盛況でした。 この 『紳士は金髪がお好き』 (Gentlemen Prefer Blondes) は全盛期の1953年に舞台版が映画化されたものです。 その後1960年代から衰退していきますが、 2000年以降に盛り返し、近年では3D化された作品も登場しています。
林 洋佑
[http://
:title]
「どうやって首に?」"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY4 対訳 Diamond Tiara
主な登場人物
お金に目がない金髪ショーガール。
ドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)
ローレライとは性格が正反対の黒髪の親友。
ピギー・ビークマン(チャールズ・コバーン)
ダイヤモンド鉱山を所有する大富豪。
アーニー・マローン(エリオット・リード)
ローレライを追いつめる私立探偵。
ガス エズモンド(トミー・ヌーナン)
お金持ちなローレライの婚約者。
approach ~に近づく
steal 盗む
second base 二塁
attractive 魅力的な
come over やって来る
wonder ~だろうかと思う
show up (人が会などに) 現る, 来る
business 仕事
attend to (用件など)を片付 る。応対する
one of those ああいう人の一人
kind 特定の種類の人
I'm afraid you are
I'm afraid you are the kind who thinks he has to tell a girl how much money he has.
Go whistle up a rope.
= Go away
「消えてちょうだい」という意味で、かなり古い表現。
stand 我慢する
playboy 遊び人, 道楽者
stand
bear; endure; tolerate
that bad それほど悪く
all the time いつでも、 常に
Now that.
「今や・・・だから」の意味。
ex. Now that he has gone, I can no longer see him. (彼は行ってしまったのでもう会えない)
sweet 優しい
acid 意地の悪い
make a mistake 間違いを犯す
put one's foot in it まずいことを言う、 どじを踏む
Now that.
「今や・・・だから」の意味。
- Now that he has gone, I can no longer see him. (彼は行ってしまったのでもう会えない)
not A but BAではなくB
wrong 間違っている
rather それどころか
observing 観察力の鋭い
forgive ~を許す
start all over again 最初からやり直す
promise 約束する
promise
I promise that I won't mention money again. (もうお金のことを話さないと約束するよ) と言いかけたと考えられる。
interruptを妨げる、一時中断する
Piggy and Lorelei return to the table.
jolly 楽しい
light 軽い
on one's feet 立っている状態で
■ super-best
接頭辞 「super-」 には 「(程度が標準より) 上の 超越した」 という意味がある。
ここでは、 「ものすごく上手な」の意味。
flatter お世辞を言う
he would be
= he would be the super-best dancer would は 「~だろう」 の意味。 助動詞のwould は他にも過去の習慣や仮定法と合わせて用いられる。
I just have
=l just have come and joined you.
☐☐may I present
May I present….? で 「・・・を紹介します」という意味で、人を紹介する時の表現。文末にピリオドが使われる場合もある。 少し堅苦しい表現なので、 Let me introduce Mr. A to you. や Meet Mr. A. や I want you to meet Mr. A. の表現が一般的。
■ I'm ever so sure.
I'm sure は文頭・文中・文末のいずれでも使うことができ、「本当に、確かに」という相手を安心させたり相手に強く言ったりするという様々な働きをもつ表現。 ever soは「とても、大変」という意味。 ここでは、 「ピークマン夫人にお会いできて本当に光栄だ」 という意味を強調している。
be proud of... ~を誇りに思う
earrings イヤリング 耳飾り
heirloom 先祖伝来の家財
Been in the family for ages.
the earrings have been in the family.for ages
「ずっと古くから我が家にあるわ」 の意。
for ages は 「長い間」 という意味で、 along time の誇張表現。
look like ~のように見える
You'd never know it.
You'd never know these earrings are very old.
ここでは、ピークマン夫人のイヤリングを褒めている。
look like
like の後ろには名詞がくる。
might ひょっとして〜かもしれない
leave 置き忘れる
afraid to こわくて~できない
tease からかう
anywhere どこかで
Did you ever?
= Did you ever see anything like it anywhere?
hold ~を手に持つ
for a minute
文字通りには 「1分間」 だが、 そこから 「少しの間」 の意味。 同様に類似の表現としてfor a second 「一瞬」がある。
be born 生まれる
other 他の
explanation 説明
must
状況から判断して確かだという強い確信を表す。 何かを決めつける時によく使われる。
like so こういうふうにして
on one's head 頭の上に
You do wear it
do は一般動詞 wear の強調で 「本当に.「やっぱり」の意味。
- I do believe it. (私はそれを本当に信じます)
love finding
「love + ~ing/to ~」 で 「〜することが大好きである」 の意味。
excuse (人)に退席・退出を許す
for dinner 夕飯に備えて
We've got to dress
= we have to dress
poor かわいそうな, 哀れな
fella (...な) 男
■two-to-one
「2対1だな」 の意味。 ここでは、ピークマン夫人とピギーの夫婦間における力関係について言っており、ピークマン夫人がピギーよりも力が上であることを意味している。
she keeps him locked in her closet
「keep + 0 + 過去分詞」で 「Oを~された状態のままにしておく」となる。
grateful ありがたく思う うれしく思う
if she did
「もし~ならば」という現実には起こる可能性が低い出来事に関する仮定を言う仮定法過去。 現在の話をしていても動詞は過去形にする。 ここでは、 「もし彼女がそうしたなら」 の意味。
test ~を試す
■How does it look?
「How + do/does + S + look?」 で 「Sはどうですか?」 という意味で、仕上がりを尋ねる表現。
over dinner 食事をしながら
INT. SHIP GRAND HALL - EVENING - Piggy talks with another man over dinner.
over dinner
前置詞 over には 「~しながら、~を飲み「食べながら」 という意味がある。 上にかがむ姿勢を示すことからこの意味を表す。
something 何か
coalition leader
coalition は 「(党・国家などの一時的) 連合、 合同」 という意味。 ここでは、会社内外の各部門を指すとみなして、 「責任者」とした。
what we need
「what + S + do」 で 「Sが~すること」という意味で、 この what は関係代名詞。
ここでは、「私たちが必要なこと」の意味。
seat 座席
have your seat あなたの席に座る
could she please
「Could S please + V・・・?」 で 「Sが~してもよろしいですか」 という丁寧な依頼の表現。
But of course.
「もちろんですとも」 という意味。 副詞のbut には 「まさに、 絶対に」 という意味がある。 頼みごとに対する 「いいですよ」 という好意的な返答をより強めている。
get sick 病気になる
get sick
「get + 形容詞」 で 「~になる」という状態の変化を表す。
if she rides backwards
ride は 「~に乗って進む」 で、 backwardsは 「後ろ向きに、 逆に」という意味の副詞でbackwardの同意語。 ここでは、 船の進行方向に対して後ろ向きの席に座ることを意味している。
assign ~を割り当てる
■How does it...same table?
「it happens that 節」 で 「偶然~ということである」 となる。
ex. It happened that I met him. (私は偶然彼に出会った)
conceit うぬぼれの強い 思い上がった
How much did it cost you?
costs + 人 + 金額 + toV」 で 「Vするのに人にいくら費用がかかる」 という意味。 「人」 が省略される場合もある。 ここでは、金額の部分を尋ねる疑問文となっている。
- It cost (us) a billion dollars to build the museum (博物館建設に10億ドルかかった)
You'd
You would
ここでの would は、 「ひょっとすると~ かもしれない、たぶん〜でしょう」 という推量を表す。
enjoy 楽しむ
cross 横断する 渡る
ocean 海 大洋 海洋
How many times
How many times・・・? で 「何回・・・ですか?」という回数を尋ねる表現。
cross
ここでは船で米国からフランスへと横断することを指している。
■ ocean
通例 sea より大きな海の意味に用いるが、米語では時に sea の代用としても使われる。
cross
ここでは船で米国からフランスへと横断することを指している。
adore
like や loveよりも意味が強い。 主に女性、特に女子学生に好んで使われる語。
conversation
talk; chat
■ don't you
don't you too?
whisper 小声で話す内緒話をする
try to do ~しようと試みる、努力する
make a good impressionいい印象を作る
Pardon
=1beg your pardon.
ここでは会話をさえぎってしまうことに対する詫び。
Pardon me for
「pardon +0 + for doing 」 で 「Oが~し「たことを許す」の意。 「pardon + O's +doing」 という表現もできる。
ex. Pardon me for being late. = Pardon my being late. (遅れてすみません)
right this way さあこちらへ
by oneself 一人で
by oneself
=alone
tutor 家庭教師 個人教師
trainer 訓練をする人 トレーナー
having heard so much about you
because I had heard so much about you
「あなたについてたくさん噂を聞いていた「から」の意味。
以前にローレライがピギーに対してお世辞を言うために使った表現を、 ドロシーが予想より遥かに幼いヘンリーに対して使っているコメディ要素の高いセリフ。
I expected you to be much older
「expect + 0 + to do」 で 「Oが~するだろうと思う」 の意味。
good-looking 美しい, 顔だちのよい
old enough to appreciate
「形容詞 + enough (for 0) to do」 で「(Oが) ~するには十分・・・だ」 となる。
- She was kind enough to show me the way. (彼女は親切にも道を教えてくれた)
appreciate は「~を鑑賞する、~のよさを味わう」の意。
quite a trip 本当にいい旅
quite a trip
「quite a ・・・」 で 「ほんとうに (すばらしい) ・・・」 のとなる。
personally 自分としては、私的には
miss ~を欠く, 抜かす
meal 食事
intend to do ~するつもりである, ~しようと思う
look around for ~を捜して辺りを見回す
crowded 混雑した
INT. SHIP BAR NIGHT - Ernie enters the bar with Dorothy and Lorelei. They look around for a table in the crowded room.
place 席
get us some cigarettes
「get + 人 + 物」 で 「人にものを手に入れて[買ってきて] やる」の意味。 ここでは「私たちにタバコを買ってくる」 という意味になる。 cigarette は 「紙巻タバコ」を指し、 日本で一般的に売られているタバコは cigarette である。 tobacco は 「刻みタパコ」を指し、 タバコの葉っぱが紙に巻かれておらずに刻まれた状態でそのまま袋に入っているものを指す。 欧米では、 タバコの値段が高いため、刻みタバコを買って自分で紙で巻いて吸う人がいる。
can't get over ~を信じられない
passenger 乗客
Calling a young boy "mister".
= can't get over that passenger list,which calls a young boy "mister."
本来は前文とつながっており、 that passenger list がどういうものかを説明している。
waste 無駄にする。 (機会を利用し損なう
Europe ヨーロッパ
better いっそのこと
give up 諦める
dear いとしい かわいい
dear
littleやoldを伴って愛情をこめた呼びかけにも用いられる。
like ~のような
tortured 苦難の、複雑でわかりにくい
couch (片ひじ付きの) 寝いす、長いす
ivory palace 象牙の宮殿
lonely 一人ぼっちの孤独な
generally たいてい
burst into tears 急に泣き出す
You idiot ばかだなあ
Very seldom works.
= It very seldom works.
Itは前文の急に泣き出すことを指す。
seldom は 「めったに〜ない」の意。 workは 「(計画・方法などが) うまくいく、 (薬・力などが) 効く」の意。
living 生計 収入 生活費
that kind of そのような種類の
that kind of
名詞で使われる kind には 「種類」 とい意味がある。
clip coupons クーポン券や割引券を切り抜く
similar 似ている
similar 似ている
take an interest in ~に興味を持つ
anyone worthwhile 価値のある誰か
pleased
「be pleased that S + V・・・」 で 「SがVしてうれしい」 という意味。 ここでは、that が省略されている。
- She was pleased that he felt she had been helpful. (彼女は自分が役に立ったと彼が思ってくれているのがうれしかった)
taste センス, 審美眼
hobo 渡り労働者、浮浪者
collector 収集家
room 余地の
hobo
米国で19世紀後半から1930年代の不景気の時代に、仕事を求めて渡り歩いた貧しい労働者を指す。 やや古めかしい語。
room
room には 「部屋」 という意味の他に 「余地・機会・可能性」 という意味があり、数えられない名詞として使われる。ここでは「余地」という意味で使われている。
- Your essay is impressive, but there's room for improvement. (あなたの作文はすばらしいけれどまだ改善の余地がある)
joke 冗談を言う
count on ~を期待する
■ I hope not.
I hope she is not joking.
loyal 誠実な, 誠意のある
the best and...ever had
「the + 最上級 + 名詞 + Shas ever 過去分詞 / Sever 過去形」 で 「Sが~した中で最も・・・」 となる。 ever は 「これまでに」という意味の副詞で、 現在完了と過去形のどちらの時制でも使うことができる。
ex. He was the toughest opponent I ever fought. (彼は私が闘った中で最も手強い対戦相手だった)
Don't worry about ~について心配しないで
be concerned about ~を心配する。 気にかける
moon 月
out 外に
dance 踊る
stroll 散歩する
arm-in-arm 仲良く腕を組んで
EXT. SHIP DECK - NIGHT - Dorothy and Ernie stroll arm-in- arm down the deck.
■arm-in-arm
「体の部位 + 前置詞 + (同じ) 体の部位」で 「〜に触れ合って、 向き合って」という意味になる。 体の部位によって繋ぐ前置詞が変わる。 他に face to face 「向かい合って、対面して」 や shoulder to shoulder 「肩を触れ合って」等の表現がある。
Bermuda
ノースカロライナ州東の大西洋にあり英国の海外領土。 サンゴ礁の島としては世界の北限に位置しており、 保養地として観光業が盛ん。
フロリダ州南東部の町で、冬季の保養地。シンガー島を中心に華麗な別荘やホテルが並ぶ。
wonder if ~かしらと思う
just ただ~だけ
in public 公然と、人前で
Can't make much of a case out of that.
= They can't make much of a case out of that.
make much of は 「~を重視する。 重んじる」 case は 「実情」 out of ~は 「(~の範囲)を超えて」 の意味。 ここでは、 ローレライとピギーの二人が、 一緒に踊っていること以上の親しい関係にはならないということ。
sound like ~のように思われる
detective 探偵
forget about ~のことを忘れる
get in trouble 厄介ごと・トラブル・面倒なことに巻き込まれる
overboard 船外に、船から水中に
blame ~を責める
fault (誤り落ち度の責任・罪
figure out (考えた末)~を理解する、~が分かる
quite a girl 本当にいい子よ
settle that quarrel けんかに決着をつける
in hurry 急いで
アメリカにおけるブロンドのイメージ
アメリカにおいて 「完璧な美人」の条件、その一つがブロンド(=金髪) だ。 ブロンドであること、 それはアメリカの美しい女性の象徴なのである。 特に若者のあいだでは、 自分の自然な髪色を染めて、ブロンドにするというケースが多くみられる。 そう、ブロンドであることはアメリカ人の憧れである一方、 「美人」 「人気者」になるためには必要な条件でもあるのだ。
ブロンド美人というと、 「苦労せずお金持ちの男性や容姿の良い男性たちを魅了し、 楽に人生を歩んでいける」 というのが挙げられる一般的なイメージではないだろうか。 ブロンドとひとくちに言っても、 実際には色々あり、 白に近い色であるプラチナブロンドから、暗い色のダークブロンド、赤みがかったストロベリーブロンドにまでその種類は様々である。 世界の人口と比較すると数も少ないからか、 金髪女性は羨望の的になる反面、 批判の対象にもなり、 アメリカでは皮肉めいたジョークがしばしば聞かれる。 「ブロンド・ジョーク」 (Blonde Jokes) と呼ばれるジョークは、 金髪を持つあまり賢くない女性に対し、 ユーモアを交え使われている。
例えばこれ。
「ブロンドを飽きさせない方法とは?」
「両面に、「これを裏返してください」 と書かれた紙を渡すだけ」
このように、 アメリカ人の中にはブロンドを特別視しながら憧れる反面、 ブルネット (=焦げ茶のような暗い髪色) と比較し、 「ブロンド=頭が弱い、 お馬鹿」 といったイメージを持っている人もいるという話である (あくまでイメージで、 もちろん事実とは異なるが)。 また、 本当かどうかは別として、ブロンド女性は周りにちゃほやされて育つためだという話まであるそうだ。 実際、 多くのアメリカ映画やドラマでブロンド女性を取り上げた話を扱っている作品があり、ブロンドに対するイメージを掴むことができる。
実は、マリリンモンローも元の髪色はブロンドではないと言われている。 しかし、彼女こそが 「アメリカにおけるブロンド女性の「象徴」といえる。 彼女の数々の作品を通し、 愛らしいブロンド女性のイメージがアメリカ中に定着することとなったのである。 今やアメリカだけでなく世界中から愛される彼女が、20世紀のアメリカで、ブロンドのイメージを普及させることとなった重要な人物の一人であることは確かなのだ。 彼女なくしては、 今のブロンドのイメージはこれほどまでには至らなかったかもしれない。
平野 彩花
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:title]
「誰か私と恋をしない?」"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY3 対訳 Anyone for Love?
主な登場人物
お金に目がない金髪ショーガール。
ドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)
ローレライとは性格が正反対の黒髪の親友。
ピギー・ビークマン(チャールズ・コバーン)
ダイヤモンド鉱山を所有する大富豪。
アーニー・マローン(エリオット・リード)
ローレライを追いつめる私立探偵。
ガス エズモンド(トミー・ヌーナン)
お金持ちなローレライの婚約者。
誰か恋したい人は?
DVD 00:18:46
past ~を通り過ぎて
EXT. SHIP DECK - DAY - Olympic athletes run past Dorothy.
keep...ing …..し続ける
valet (貴人の身のまわりの 話をする) (男の) 従者 付き人間 使い、 (ホテルの) ボーイ
valet
米国などのレストランやホテルで見かけるvalet parking は、 従業員に車の鍵を渡して駐車してもらう駐車場のこと。 自分で駐車する駐車場は self parking。valet の最も一般的な発音は [valei] であり、語尾の[]は通常発音されない。 しかしここでローレライは [valat] と綴り通りに発音しており、 ローレライの知識レベルをコミカルに表したシーンとなっている。
passenger 乗客
sudden 突然の
interest 興味
why the sudden...valets?
why の後ろに do you have が省略されている。
worthwhile
価値がある
ex. Watching this film is worthwhile. (こ の映画は見る価値がある)
escort 付き添う
bother 思い悩む, 心配する , (否定文で) 気にしなくていい
don't bother
「気にしないで、 お構いなく」という意味の決まり文句。 me をつけて Don't botherとすると 「邪魔しないで、放っておいて」という意味になる。
■ provide oneself with...
「provide + + with ・・・」 で、 「Oに・・・を供給する」 の意味。
- Cows provide us with milk. (牝牛は我々にミルクを供給する)
pole-vaulter 棒高跳びの選手
wind up 終わる, 終了する
wind up
= end up; finish up
windは曲がりくねる、巻くという意味の動詞で発音は [wáind], wind-wound-wound[wáond] と不規則変化する。
waste...on ~に・・・を浪費する
unrefined 荒削りの やぼった いの
waste...on
「~に・・・・を浪費する、 無駄に使う」の意味。
- Don't waste your time on trifle matters. (くだらないことに時間を浪費するな)
unrefined
refine は動詞で 「〜を精製する、~を上品にする」 という意味。
occur 起こる, 思い浮かぶ
silly 馬鹿げた
silly
「ばかばかしい、 愚かな (良識分別がない愚かさ)」 の意味。 他にも同じような意味で以下のような単語があり、 (国や使う人によって異なるが) それぞれ違ったイメージを持つ。
foolish (賢明な判断ができない馬鹿さ)
stupid (人を苛立たせるような愚かさ)
idiot (少しきつい言い方のまぬけ)
loveless 愛情がない 、冷淡な
baffle ~をまごつかせる, 妨げる
some day いつか
baffle
ex. The quiz baffled me completely. (そのクイズにはまったくまいった)
practically 事実上
whole 全体の
state 州
settle for ~で我慢する,~ 手を打つ ex. I will settle for the job. (その仕事でいいや)
trunks パンツ, トランクス
gather 集まる。
INT. SHIP POOL-DAY-Members of the Olympic team wearing only swimming trunks gather around Dorothy.
gather
(a)round や together と一緒によく使われる。
strict 厳しい
holy smoke : 驚き、怒り、喜びなどを表して 「ええ、あ れ、 まさか、まあ」 の意味。 この他に、 holy cats, holy cow なども同じ意味。
life : 慣用句、 比喩表現などにおいて 「楽しみ、 「生き甲斐」 といった意味で使われる。 ex. Ah come on, get a life! (なあ、もっと人生を楽しめよ!)
ogle ~に色目を使う, ~を好色な目で見る
A crowd of women ogle the Olympic team members as they begin their training.
COACHES: One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One, two, three, four.
One.
hurt ~を傷つける
menace やっかいなもの、脅威 ex. Nuclear arms are a menace to the human race. (核兵器は人類にとって脅威である)
no better at 元々は good at で 「〜が得意な」という意味で good が比較級である better になり、強い否定の no がついて 「〜がより得「意ではない」 の意味。
athletic 活発で元気な
■ can't
前にIが省略されている。
■ keep up
- It's important to keep up with the times. (時代に遅れないでいることは大切だ)
lean upon ~に寄かかる、もたれる
wrestle 取っ組み合う, 格闘する
be not in condition to~する状態ではない
be not in condition to
- She is not in condition to go out. (彼女は外出できる状態ではない)
nestle 抱き寄せる
pin ~をピンで留める
chapple やつ
= chap
親しみを込めて 「やつ」の意味。
Hercules
ギリシャ神話のゼウスの息子で、 怪力無双の英雄。
he don't / Don't anyone
正しい文法はそれぞれ. He doesn't とDoesn't anyone である。 歌詞や詩において、リズムを重視するため、正しくない文法が使われることはよくある。
birds and bees O 子供に鳥やハチの性の習性を例に教える ことから 「性に関する初歩的知識、 性教育の基礎知識」 の意味。
doubles (テニスなどの) ダブルス
free 解放された。 使用可能な、無料の
two out of three 直訳すると 「3つの2つ」 だが、ここではテニスについて歌っているため、 「3ゲームの2ゲーム先取」という意味。
hunk of man 強くたくましい男
physical culture 肉体的鍛錬 physical は 「身体の、肉体の」という意 味。 反意語は mental。
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:title]
INT. SHIP RESTAURANT-DAY Ernie speaks with the waiter CAPTAIN to request a seat during dinner.
Monsieur
Mister; sir
呼びかけで 「旦那」 の意味。
tidy 相当の
sum 総額 合計
the law of supply and demand 需要と供給の法則
inevitable 避けられない 不可避の
afford ~を買う余裕がある
get it down there
itは名前を指し、ここでは「席を確保する」の意味合い。
headwaiter 給仕長
CAPTAIN: Bonjour, mademoiselle.
Hello, miss.
☐☐headwaiter
接頭辞 「head-」 と組み合わせると 「~長〜のトップ」という語を形成する。
ext headquarter (本部) headline (新聞などの見出し) headteacher (校長)
at your service 何なりとご用命ください。 ご自由に
■ At your service.
= I am at your service.
certain ある
arrangement 配置
completed 完成した
indeed 本当に 確かに
naturally もちろん、 当然
naturally
この他に 「生まれつき、 自然に」 などの意味がある。
■ want th
their money back
「want + 0 + C」 で 「OにCであることを望んでいる」 の意味。
ex. 1 I want my shirt ironed. (私はシャツにアイロンをかけてほしい)
beg 請う懇願する
be seated 席に着く
shall
= will
イギリス英語でよく使われる。 肯定文で使う shall は未来時制としての使い方をする。
it shall be
直訳すると 「そうなるでしょう」 という意味。
crowded 混雑した
INT. SHIP DANCE BAR - DAY Dorothy enters the crowded room and walks up to WATSON at the bar.
here we are (我々の求めていたものはここにある
all ready for 〜のための準備はできている
congressman
米国の連邦議会議員、 特に下院議員を指す。
pigeon
ここでは伝書鳩のことを指し、 鳩がいたら議員に手紙を届けてもらうという意味。
present ~を紹介する
pigeon だまされやすい人
Sir~
男性の名前の前につけて 「~様、殿」という意味。 また、 男性への呼びかけに用いて、 「あなたさま、 旦那」 という意味。 イギリスでは準男爵、 ナイトの称号を持つ男性に用いられる。
if ever there was one
直訳すると「もしそういうものがあるとすれば」という ある人物の職業などを強調して 「まさに、 確かに」 という意味で使われる。
ex. He is a great musician if ever there.was one. (彼こそまさに偉大な音楽家だ)
note ~に気づく。 ~を認める
run...down ・・をけなす そしる
jealous ねたんで、嫉妬して
have a way with ~の扱いを知っている
mine 鉱山
excuse ~を許す
cheeky 生意気な厚かましい
sort (~な) 人
what say
= what do you say で 「~はどう?」 という意味。 また, what say? を what did you say? という意味で使われることもある
entertainer芸能人,エンタテイナー
care for
= have an interest in; like something;
would like
ex. Would you care for some tea? (お茶でもいかがですか)
no sirree とんでもない
I wonder why「なぜでしょう」
Pyramids ピラミッド
certain ある程度の
ダイヤモンドの魅力と歴史
ローレライが愛してやまないダイヤモンド。 それは古今東西、多くの人々を魅了してきた。 その魅力はどこにあるのだろうか。
そもそもダイヤモンドとは、炭素が地下150~200 キロの深さで高温と高圧にさらされたことによってできあがった、 地球上で最も硬い鉱物である。 古代の人々は、 他のどんな石でも金属でも切ることのできるダイヤモンドには、 何か神秘的な力が宿っていると考えた。そしてそれを身につけると、 ダイヤモンドのような強さが手に入ると信じ、時の権力者たちは護符として身に着けた。 ちなみに、ダイヤモンドの語源、ギリシャ語の 「adámas (アダマス)」 は、 「征服されざるもの」 の意味である。
ただし、 当時はダイヤモンドのその硬さゆえに磨く技術が無く、原石のままだったため、 宝石としての価値はそれほど高くはなかった。 現在のようにダイヤモンドの美しさが認められるようになったのは、 ダイヤモンドが発見されてからだいぶ後、 15世紀半ばにベルギーで、 ダイヤをダイヤで磨くという研磨方法が考えだされてからである。 その後、 研磨技術が発達したり、 輝きを美しく見せるようなカットの方法が考えだされたりすることによって、 徐々に宝石としての価値が高まっていき、 ヨーロッパの王侯貴族の間ではダイヤモンドを所有することが流行した。
ちなみに、ローレライがラストシーンで身に着けているダイヤモンドは 「Moon of Baroda」 (ムーン・オブ・バローダ)と呼ばれ、24.04 カラット、ペアシェイプのカナリーイエローダイヤモンドである。 元々はインドのバローダのマハラジャであるガイクワド王家が500年近く所有しており、その後、オーストリアの皇后・マリア・テレジアに献上された。 1860年代になり再びダイヤモンドはガイクワド家に戻されたが、 1940年代、 Meyer Jewelry Company の社長だった Meyer Rosenbaum 氏がこのダイヤモンドを購入してマリリン・モンローに寄贈し、映画の撮影に用いられたのである。
このダイヤモンドに限らず、 多くのダイヤモンドには様々な歴史や伝説があり、 今もなお人々を魅了し続けている。
岸本 真里
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豪華客船でパリへ"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY2 対訳 Bye-bye Baby
主な登場人物
お金に目がない金髪ショーガール。
ドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)
ローレライとは性格が正反対の黒髪の親友。
ピギー・ビークマン(チャールズ・コバーン)
ダイヤモンド鉱山を所有する大富豪。
アーニー・マローン(エリオット・リード)
ローレライを追いつめる私立探偵。
ガス エズモンド(トミー・ヌーナン)
お金持ちなローレライの婚約者。
バイバイ・ベイビー
DVD 00:09:45
purser 客船係
trip 旅行
several いくらかの
stare at 見つめる
INT.SHIP CORRIDOR/ LORELET'S CABINDAY -The PURSER leads Lorelei to her cabin for the trip. Several men stare at her the whole time.
trip
色々な旅行を意味する最も一般的な語。journey は通例長期の旅行に用い、 形式ばった語。 travel は比較的長期の旅行で、space travel や train travel のように時に複合語で用いられる。 voyage は船・飛行機・宇宙船による長い旅行を意味し、 tourは周遊 [観光] 旅行を意味する。
stare at
「じっと見る」 という意味であり gaze atと似ている。 「見る」と一言で言っても英語には様々な動詞があるのでここで紹介する。 look at は意識的にものを見る時に使う。 see は無意識に目に入るという感覚である。 watchは注意深く見る時に使用される。 glance at はちらっと見る感じである。このように「見る」と言っても状況に応じて異なる動詞を使い分けるのである。
round 丸い
pler 桟橋
whistle 笛をふく
disappear 消える
influence 影響
disappear
appear は 「現れる」 という意味の動詞である。 dis は否定や反対を表す接頭辞であり dis + appear で 「消える」の意味になる。
honest 本当に
dumb 頭が悪い
good-looking 見た目がよい
■ good-looking
beautiful よりは劣る表現で、 幼い子には 用いない語
keeping ・し続ける
■keep...ing
- You shou ld keep studying to pass the exam. (試験に合格するために勉強しつづけるべきだ)
It's just as easy... as a poor man.
as ... as ~で、「~と同じくらい...だ」という意味を表す同等比較。
educate 教育する
few ほとんどない
willingness 好意
few
aを伴わずに使われるときは、 「少しの〜しかない」 「ほとんどない」と否定的な意味となる。
- Few were surprised by this announcement. (この発表に驚いた者はほとんどいない )
a letter of credit 信用状
letter of credit
貿易決済を円滑化するための手段として、銀行が発行する支払い確約書。
sweet 優しい
sweet
kind; nice
- He was such a sweet boy before.going to high school. (彼は高校に上がる前まではそれは優しい子だった)
go away
= leave
- She's going away to college after summer. (夏が過ぎたら彼女は大学へ行ってしまう)
bank 銀行
lonesome 寂しい
going-away present お別れのプレゼント
I bought you a little going-away present.
「buy + 01 + 02」 で 「01にO2 を買ってあげる」 の意味になる。
- My mother bought me a guitar for my birthday (お母さんは誕生日に僕にギターを買ってくれた)
stranger 知らない人
see off ~を見送る
see off
- I will see him off tomorrow. (私は明彼を見送りに行きます)
fella 男友達
■Come on in.
Come in だけでも 「中に入って」 という意味だが、 「(ある動作を)続けて、 どんどという意ことで、「さあ、どうぞ中に入って」というように、より強調的な表現となっている。
もともと 「人々」 の意味の名詞であるが、people と表すのが一般的である。 ここでは、 呼びかけで 「皆さん」 の意味。
bon_voyage party 出航の パーティー
bon voyage はフランス語で「良い旅を」の意味。
ここでは船出のパーティーを意味している。
athlete 選手
keep...to yourself
「... を独占する」 の意味。
keep には 「保管する。 預ける」 の意味がある。 この場合、 「選手をあなたに預ける」というのが直訳である。
gangaway どいてどいて
talk to ~に話しかける
remind A of B AにBを思 させる
remind A of B
「AにBのことを思い出させる。 連想させる」という意味。
- This photo always reminds me of my school days. (この写真を見るといつも学生時代を思い出す)
distract (気持ち・注意など を) そらす。 散らす
It's most distracting.
ここでは most に the がついていないが、こういった場合の most は 「とても」 という意味となり直後の形容詞 di stracting を修飾している。
depend on ~次第だ
depend on
- The result depends on your effort. (結果は君の努力次第だ)
as you know 知っての通り
set against 反対の動きをする
dead 完全に, まったく
ex. He is dead wrong. (彼は完全に間違っている)
My goodness
= Goodness!; Oh, my goodness! 「まぁ、大変」の意味。 その他 Oh my God Oh my gosh. Oh my dear to という言い方もする。 Oh my god は God (神) という言葉が入っているため、 頻繁 に使うことをあまりよく思われない場合も あるので注意が必要。 その場合、 God の 婉曲表現である Oh my gosh/goodness や, Oh boy などを使うと良い。
■You don't have to tell me that.
「~する必要がない」 の意味。 have to・・・ は「~しなければいけない」 の意味にな る。 ex. You don't have to tell the truth. (本 当のことを言う必要はない)
naughty いたずらな
Dorothy starts dancing in a side room with a member of the Olympic team. A PURSER enters the cabin ringing a gong.
ashore 「岸へ」 の意味の副詞であるが、 この場面 では 「船から下りてください。」 と乗客に 呼びかけている。 反対に乗船する際は aboard という副詞を使う。
although ~だけれども
declare 宣言する
although
although と同じ意味を表す英単語にthough がある。 この2つの用法ほとんど同じと言ってよいが、多少の違いがある。
まず though のほうがより口語的な表現である。 また、 although は通常文頭で用いられるのに対し、 though は文中でもしばしば用いられる。 品詞としては、although は接続詞のみであるが、 thoughには口語で 「けれども」 という副詞としての用法がある。
- like him. though. (でも私彼のこと好きよ)
declare
「表明する、 宣言する 公表する」 などフォーマルな状況で用いられるイメージが強い言葉であるが、 ここでは 「自分の立場をはっきりと述べる」 という意味で使われている。
on the loose 放し飼いの状態 で
on the square 正直に
on the square
square は 「正方形 直角」 といった名詞の意味の他に「正直な」 という形容詞の意味もある。
gloomy 薄暗い 憂鬱な
for a while しばらくの間
by and by やがて
I know that I'll be smilin'
未来のある時点での進行中の動作 「~しているだろう」の意味。
- It will be raining at this time.tomorrow. (明日の今頃は雨が降っているだろう)
alone 一人で
alone
副詞として使われており、 「一人で、 単独で」 の意味。
ex. They did it alone. (彼らだけでそれをした)
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deck デッキ
wave 手を振る
wharf 岸壁
この映画について About the movie
マリリン・モンローが扮する金髪のローレライは、 ちょっと頭が弱いが愛嬌たっぷりのお金持ち好き。お金がありさえすればルックスは関係ないと言う。 それに対してジェーン・ラッセルが演じる黒髪のドロシーはしっかり者で、 完全なルックス重視。 性格が全く違う2人の美女が、男性達とのやり取りの中で、 とんでもない事件に巻き込まれていくミュージカル・コメディである。 最近のドラマに見られるような男関係を巡る女同士の妬みや複雑な感情は一切なく、 女の友情や助け合いの姿がいろいろな場面で垣間見られ、 単純に楽しめる。 ローレライとドロシーはリトル・ロック出身の幼馴染で、ニューヨークでショーガールとして働いている大親友。 ローレライはお金持ちのガスと結婚することを決め、ドロシーとともに豪華客船でパリに向かう。 オリンピック選手団や大富豪と美女2人を乗せたこの豪華客船で、 様々な人間関係が生まれ、あらぬ方向へと話は展開していく。
出航すると、 ローレライとドロシーは男性達の注目の的。 ローレライは婚約者ガスの心配をよそに、豪華客船で大富豪を物色...。 特にローレライが目を輝かせたのは、ビークマン卿夫人のもつダイヤモンドのティアラ。 一方、 外見重視のドロシーは、 探偵、 アーニーのことが気になり始める。 しかしガスの父親が雇ったこの探偵アーニーの目的はローレライの素行を調べること。 そうとも知らないドロシーは、色男の彼に惹かれていくのだった….。
パリのホテルに到着した2人は、ビークマン卿のティアラをめぐる盗難事件で裁判に巻き込まれてしまう。 ローレライとドロシーはこの難局をどうやって切り抜けるのか。 ドロシーがローレライに成りすまして出廷してしまったり、いきなり法廷で 『ダイヤモンドは女の子の一番の友』 を歌ってしまったり、 ハチャメチャな手段で解決に挑む。 さてさて法廷の行方はいかなる方向へ向かうのか。 そして、気になるローレライとドロシーそれぞれの恋の結末やいかに。
本映画はアニタ・ルースの書いた小説 『Gentlemen Prefer Blondes』(1925) が原作となり、 それをもとに1949年にブロードウェイ用に作られた同名の戯曲を映画化したものである。 アニタ・ルース自身が豪華客船でヨーロッパに渡った際、 オリンピックチームも同じ船に乗っていた経験が盛り込まれている。 映画公開は米国で1953年1月、 日本では同年の8月である。
監督は『暗黒街の顔役』(Scarface, 1932)、 『ヨーク軍曹」(Sergeant York, 1941)、 『赤い河』(Red River, 1948) など数々の傑作を生み出した伝説の巨匠、 ハワード・ホークスである。 この監督の才能は西部劇、 アクション、 コメディからヒューマンドラマや恋愛ものまで多岐に渡り、 1975年にはアカデミー名誉賞を受賞している。
主演は『7年目の浮気』 (TheSeven Year Itch, 1955)、 『お熱いのがお好き』 (Some Like It Hot,1959) など多数の傑作に出演し、誰もがご存知のマリリン・モンロー。 当時モンローは「ナイアガラ』 (Niagara, 1953) モンローウォークを披露し映画が大ヒット。それを受けて映画会社 20世紀フォックスは本映画の主演として、当初名前が挙がっていたベティ・グレイブルではなく、 人気上昇中でもありギャラも安かったマリリン・モンローを起用することにしたのだった。
ちなみに、 本映画を観た方の中"Whiy, thank you ever so!"には「モンローの髪の色って本「物?」という疑問を抱かれる方がいるのではないだろうか。 みなさんをがっかりさせるつもりはないが、この金髪、 実は生まれつきではない。 当時金髪への人気が高く、仕事が欲しかったモンローがもともとの茶髪から金髪へ変えたのである。
もう一人の主演は、『ならず者』(The Outlaw, 1943)、 『熱い血』(HotBlood, 1956) などに出演し、セクシー女優として有名なジェーン・ラッセルである。 ちなみに話題の女優2人がダブル主演ということで、嫉妬、ねたみ、 犬猿の仲等のスキャンダルを期待される方もいらっしゃるだろうが、 2人の仲は理想的な関係だったようだ。 この話の詳細は次のコラム 「この映画「の魅力」 でじっくりと。
本映画と言えばやはりミュージカルシーン。 特に 『ダイヤモンドは女の子の一番の友』は圧巻!ピンク色の煌びやかなドレスをまとい歌うシーンはマドンナの「マテリアルガール』をはじめ、数々の場面でオマージュされているほか、数々のシンガーによってカバーされている。 『バイバイ・ベイビー』 も人気のある歌であり、 たくさんの歌手に歌われ6週以上も音楽チャートにランクインしていた。
煌びやかなショーあり、 楽しい笑いありの傑作ミュージカル・コメディ。 2人の超美女に最後まで目が離せない!
日比野彰朗
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:title]
"Gentlemen prefer blondes"『 紳士は金髪がお好き』SCREENPLAY1 対訳 Just Two Little Girls
○ INT. THEATER - NIGHT - DOROTHY SHAW and LORELEI LEE appear on stage wearing identical sparkling red dresses and begin dancing and singing "A Little Girl From Little Rock".
A Little Girl From Little Rock
used to ~したものだ
used to
過去の習慣を表す。
- I used to go to the park near my house. (私の家の近くの公園によく行ったものだ)
break one's heart 泣かせる
up and do 突然~する
lamb 子羊
roam about 彷徨う
roam about
類語としては wander がある。
like a little lost lamb
同じ文字から始まる単語を並べる頭韻法(alliteration) という文学の技法。 音読す
ると、軽快なリズムを生みだすため、 歌詞や詩でよく使われる
lamb
羊の総称は sheep、 去勢しない雄を ram、去勢した雄を wether、 雌を ewe と言う。
the same way 同じ様
everywhere 全ての場所で、どこでも
determine 決心する
wine ワインでもてなす
dine ご馳走をする
ermine 毛皮の服を着せる
ermine
もともとは名詞でオコジョというイタチ科の毛皮を意味する。 昔は貴族が着ていた毛皮。 ここでは動詞として使われている。
fancy 豪華な
clothes 衣服
fancy
高級な、 豪華なという意味で、日本語として使われている 「かわいらしい」 というイ
メージとは少し異なる。
- fancy restaurant (高級なレストラン)
clothes
cloth だと、 布の意味であるが、 複数形にすることで、 衣服の意味になる。
appear 現れる
title credits
映画やテレビなどで、 監督・製作者・配役などの指名を列挙した字幕のこと。 credits、credit title とも言う。 また、 本篇終了後に流れるエンドロールに限定する場合は、end credit roll the end credits を使う。
rock 宝石
awful ひどい
rock
ここでは 「宝石」 の意味。 地名の Little Rock と宝石の意味のrock を掛けている。
awful
「ひどい、恐ろしい」という意味。 似た意味では terrible という単語も用いる。 語源的に考えると awe (畏怖、 恐れ) が ful(いっぱいある) の状態である。
advice 助言, アドバイス
share 共有する
advice
助言という意味の名詞で使う場合、 複数形にはしない。 通知文書の意味で使う時は複数形にしても良い。
- My father gave me some useful advice. (父は私に役立つ助言をくれた)
また 「助言をする」 という動詞ではadvise と綴りが変化する。
though ~だけれども
own 所有する
この映画の英語について
この映画は、 1953年にアメリカで公開されたミュージカル・コメディである。 舞台は当時のアメリ力であり、 全体にカジュアルで少しレトロなアメリカ英語が使用されている。 全般に平易で分かりにくい表現はあまりなく、 堅苦しい言い回しも使われていない。 登場人物の話し方も比較的聞き取りやすく、 英語学習に適した映画だと言えるだろう。
それぞれの登場人物が話す英語に関しては、その人物の所属する"class" を表していると言うことができる。 アメリカは新しい国であるためイギリスのような階級は存在しないと言われるが、 実際には経済レベルの格差が存在し、 それが使用する英語にも影響を与えている。 映画の中では、マリリン・モンローが演じるローレライは、自分が上流階級に仲間入りをしたいために気取った英語を話す。 彼女がよく言う "Thank you ever so.はマリリン・モンローの代表的な台詞としても有名であるが、 優雅で女性的な雰囲気がある。 特にマリリンが独特の甘いウイスパーボイスでそう言うと、 とても魅力的である。 それに対して友人のドロシーはお上品ぶるのが嫌いなため、わざと蓮っ葉な話し方をしているように感じられる。 登場人物の中にはアメリカ英語以外を話す者もいて、ビークマン卿は “By George"を口癖にして、 イギリスの中産階級であるということを感じさせるし、フランス人の給仕長はフランス語訛りの慇懃な英語を話す。様々な国の英語を聞き比べるのもよい勉強になるだろう。
また、映画の舞台がフランスに移ってからは、フランス語混じりの英語やフランス訛りの英語が多く聞かれる。 "bonjour (ボンジュール)" や “mademoiselle (マドモアゼル)” などは日本人にもなじみがある単語だが、"je regretted it morethan vous (私は君以上に残念だよ)"などのように、フランス語混じりの英文になってくるとちょっと難しい。 しかし、我々日本人が会話の中で日常的に英単語を使うように、英語話者は日常的にフランス語を使用するので、英語学習者であっても基本的なフランス語は覚えておいても損はないだろう。
全編にわたって挿入されているマリリン・モンローやジェーン・ラッセルによる歌もこの映画の魅力の一つであるが、 こちらもセリフ同様、全体的に一つ一つの言葉がはっきり発音されていて聞き取りやすく、楽しみながら英語特有の音の表現に触れることができる。例えばジェーン・ラッセル演じるドロシーが歌う "Ain't There AnyoneHere For Love?" の中には、 "Need“Diamonds Are a Girl's Best Friend"some chappy, To make me happy"とか、 “I like big muscles, And redcorpuscles” など、 典型的な韻を踏んだ形式がある。 ちなみに、この歌の最後にドロシーはプールに落ちるのだが、これはアクシデントであり、意図したものではなかったと言われている。 また、 当初はマリリン・モンローの歌は、当時数々のミュージカル映画でスター女優の吹き替えを担当したマーニ・ニクソンが吹き替えるはずであったが、 結局、 “Diamonds Are aGirl's Best Friend" の冒頭でオペラ風に歌う "no, no, no” と “Theserocks don't lose their shape,diamonds are a girl's best friend"どが吹き替えとなっただけで、 後はすべてマリリン・モンローの歌声が使用された。 注意深く聞くと2人の声の違いが分かるだろう。 なおこの歌は、 American FilmInstitute で 「映画史上の12 大映画「楽曲」 に選ばれている。
このように、この映画は英語学習者にとって分かりやすく、 楽しみながら英語を学ぶことができる絶好の教材である。 ぜひ本書を存分に活用して、 楽しく英語を身につけて頂きたい。
岸本真里
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INT. THEATER NIGHT backstage after their performance.
wait a minute 少し待って
rush 急ぐこと
be gonna ~するつもりだ
run away 逃げる
bulge 膨らむ
gumdrop ガムドロップ
gumdrop
砂糖でコーティングされているゼリー状の飴。
spotlight スポットライト
still
「まだ、いまだに」 の意味ではなく、ここでは 「それでもなお」 の意味で接続詞的に使われている。
highball ハイボール
fit (サイズなどが) 合う
☐☐highball
ハイボールはカクテルの一種であり、リキュールを炭酸飲料で割ったもの。
long distance call
ローレライ達はこの時ニューヨークにいる ので、 オハイオからの電話は市外電話に なる。
Dayton
米国のオハイオ州南西部の都市。州の中 では第4位の規模であり、 工業都市である。
Ohio
米国中西部にある州。 地元に古くから自生 しており、 州の木でもあるトチノキにちな んで、 「the Buckeye State (トラ キ州)」 の愛称で知られる。
old man 父親を指すくだけた言い方
right on cue ぴったりのタイミング
right
right には様々な意味があり、 ここでは副詞として 「(前置詞・副詞の前で、 時間・位置を示して) ちょうど、 すぐ~」 という意味で使われている。 他には、 形容詞としての「正しい。 当然の、 適切な」 という意味や名詞としての 「権利」という意味を持つ。
- He brought his chair right next to mine. (彼は自分のいすを私のすぐ隣へ持っ
てきた)
commit matrimony 結婚す る
old boy 中年男性の
old man とは違い、くだけた呼称ではなく中年の人を指す表現。
■ let...do
let は使役動詞であり、 「let +目的語+動「詞の原形」 という形をとる。 「~させる」という訳であるが、 許可の意味を表す。
- My father let me study abroad. (私の父は私を留学させてくれた
would rather
would rather の後は動詞の原形を置く。
- I would rather stay here. (私はむしろここにいたい)
would rather むしろ~したい
shove 突く 押しやる
with or without いようが
until ~まで
a member of ~の一員
board (船などに)乗る
roll 出席簿
stick together 集まる
see ほらね
Cherbourg
フランス北西部のコタンタン半島の先端にある港を有する都市である。 2000年にオクトヴィルと合併し、 シェルブール=オクトヴィルとなった。
ever so
強調する言い方。 "very" の代わりとして使うことができる。
- Jenny and I were ever so close to each other (ジェニーと私はとても仲が良かった)
talent 人材, 人(集合的に)
in the blue jacket
in ~で、 「〜を身にまとっている」という意味を表す。 例えば、 a girl in white で「白い服の少女」となる。
sail 航海する
thoughtful 思いやりのある
dibs ものを取る権利の
shot-putter 砲丸投げの選手
dibs
dibs は口語的に使われる表現である。have dibs on... で、 「~を取る権利をもつ」の意味。
- I have dibs on this piece of cake. (このケーキは私のものだ
remember 覚えておく
chaperone お目付役
chaperone
元来は、フランス語であり、 女性が社交界に初めて出席する際、 付きそう年上の女性を意味する。
get this straight
「物事を整理する」 や 「はっきりさせる」という意味がある。 「これだけははっきりさせておこう」
nobody else その他に誰も ない)
That's why そういうわけで~
right 適している
That's why
「That's the reason why S + V」 という文のthe reason が省略された形。 why は関係副詞。
after ~ のあとを追って
brunette
フランス語に由来する語である。 ブルネットとは、 白人種であり、 髪の色と目の色が黒っぽく、時に肌も色黒である人種を指す。 brunet は男性, brunette は女性を指すが、現在米国において区別はない。
care 気にする
son
ここでは息子という意味ではなく、 年上の男性から年下の男性、もしくは少年に対して使われる呼びかけの言葉として使われている。 親子関係がなくとも 「my son」と呼びかけることもある。
Dorothy and Lorelei get their passports checked.
get their passport checked
「get + 0 + 過去分詞」 で 「Oを~してもらう」の意味。この文では their passportが0に当たるため、 「パスポートを確認してもらう」の意味になる
come on こちらに来て
get on (乗り物に)乗る
have a nice trip 良い旅を
save 救う
drown 溺れる
suppose
if と同じく条件の副詞節を導く接続詞。 仮定法で用いることもできる。
- Suppose you were in my place, what would you do? もしあなたが私の立場ならば、何をしますか)
would
ここで willの過去形 would が用いられているのは、この文が、 仮定法過去だからである。 現実には船が沈むことはまずあり得ないが、仮にあったとしたらという意味合いが込められる。
この映画の魅力 Movie attraction
この映画の魅力は何かと言われればなんといっても2人の超美人女優、マリリン・モンロー(ローレライ役)とジェーン・ラッセル (ドロシー役) ではないか。 2人の圧倒的な存在感がこの映画を文字通り燦然と輝かせているのだ。 本作50年以上経った今でも色褪せない煌きをもつのは、彼女たちの普遍的な魅力によるものであると言っても過言ではない。
マリリン・モンローと言えば、 知らない人がいないくらいの伝説の女優である。 スカートが風にふわっと舞っているポスター (映画『七年目の浮気』) は誰もが見たことがあるだろう。 『アスファルト・ジャングル』、 『イヴの総て』 で注目され始め、『ナイアガラ』で主演を果たした。 腰を左右に振って歩く印象的な歩き方、モンロー・ウォークはこの映画で生まれた。 その美貌と挑発的な仕草、 魅惑の笑みに世界中が魅了される。 そして、 本作 『紳士は金髪がお好き』 や 『七年目の浮気』で誰もが認めるトップスターに上り詰めたのである。この映画を見ると、 おバカで可愛“Though Till be gone for a while,1 know that I'll be smilin'..."いお嬢さんのイメージが強いが、実は仕事に対しての熱意は相当のものであった。 どういったポーズがチャーミングに映るかという研究 美の追求など、 ストイックな姿勢が成功の影にはあったのだ。モンローは私生活でも世間を賑わせていた。 1度目の結婚は16歳の時。 2度目は当時ニューヨーク・ヤンキースの有名選手との結婚。しかし1年も経たず離婚。 その後劇作家との結婚。 ケネディ大統領との不倫関係。 そして36歳での謎の死は多くの波紋を呼ぶ。 天真爛漫でチャーミングな姿とは裏腹に、ナイーブで繊細な面があり、 精神的に不安定であったようだ。 人間的な弱さと強さを合わせ持っていたことが、 彼女の魅力をより一層引き立てたのではないだろうか。
ジェーン・ラッセルは『紳士は金髪がお好き』 以前から女優としてすでにかなりの人気を博していた。1943 年の 『ならず者』で主演を果たし、長い脚と理想的なくびれ、完璧な美貌で一躍有名になった。今でこそ 『紳士は金髪がお好き』といえば、マリリン・モンローというイメージが強いが、実は当時のジェーン・ラッセルはマリリン・モンローの何倍もの出演料をもらうくらいの人気女優だったのだ。 なので当然、 出演者クレジットはジェーン・ラッセルが最初にきてる。 姐御肌気質で、映画製作中もマリリン・モンローを常にリードし、サポートしていた。 マスコミは、2人の不仲を期待していたようであるが、その期待を大きく裏切り、この真逆の性格の2人は仕事でもプライベートでも良好な関係だったようだ。 その仲のよさが、この映画の2人の暖かい友情関係にも大いに影響しているように思える。
真逆の魅力をもつ強烈な美女2人から目が離せない! そしてこの2人だからこそ着こなせる煌びやかなドレスの数々もお見逃しなく!
日比野彰朗
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