Master3’s blog

LaTeXやExcelVBAなどの作例集

LaTeX作例

braket・calligra・calrsfsパッケージのインストール

ご紹介してきたLaTeX作例にはbraket・calligra・calrsfsパッケージが使われていました。 これはLaTeXをインストールしたばかりのデフォルトには入っていないパッケージとなっています。 これをインストールして使えるまでにする手順をご紹介いたします。 ま…

LaTeX作例32(3.8.7 解離の問題とその非制限法による解)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、数学でよく目にするLimitが登場するところです。textで挿入して、下の条件の部分はundersetで書いています。 プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なも…

LaTeX作例31(3.8.6 非制限計算の具体例)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、ギリシャ文字の大文字が登場します。小文字との違いは、コマンドの最初のアルファベットを大文字にするか小文字にするかだけの違いなんですね! 花文字のSも登場します! …

LaTeX作例30(3.8.5 非制限SCF方程式の解)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、ダガーの記号(†)や、ノットイコールの記号(≠)が登場します。 本文中の太字は行列ベクトルの記号を表しています。 プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり…

LaTeX作例29(3.8.4 Fock行列の表式)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、式中の文字と変数の区別ですね。ローマン体と斜体を間違えないようにしましょう。 (φμφν|ψαa ψαa) などの( | )の記号はディラックのブラケットの変則型ですね。もとの…

LaTeX作例28(3.8.3 非制限密度行列)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します 今回は積分記号 \int が登場しています。この本ではdrと積分記号の間に何も入っていないので積分が実行されないのではないかと思う人がいるかもしれませんが、この記法の場合はこれらは演算…

LaTeX作例27(3.8.2 基底関数の導入:\ruby{Pople}{ポープル}-\ruby{Nesbet}{ネスベット}方程式)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します 今日のポイントは、ドキュメントクラスです。僕が何となく使っていた、jsarticleは次のような位置づけだったんですね~ jsclasses 用途・論理構造 jsarticle 記事、論文用のドキュメントクラ…

LaTeX作例26(3.8.1 開殻 Hartree-Fock 法:非制限スピン軌道)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、場合分けの記法casesが登場します(式3.309) プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざってます。すいません パッケージは基本的にデフォルト…

LaTeX作例25(3.7.4 電子密度解析と双極子能率)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、 L\"{o}wdin のウムラウトが登場します。ドイツ語なんですね.。レフディンと読むはずです プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざってます。…

LaTeX作例24(3.7.3 平衡核配置)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、日本語では段落の始まりは全角一文字分、字下げするのが 通常ですが、デフォルトではそうなっていません。 \parindent 1zw として、インデントの幅を全角一字分に設定しま…

LaTeX作例23(3.7.2 イオン化ポテンシャル)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します 今回は、いつもコピペして使っているプリアンブルについておさらいしてみます mathrsfs:筆記体と花文字 [dvipdfmx]{graphicx}:graphicx パッケージを用いて画像をとり込む(使ってない!)…

LaTeX作例22(3.7.1 全エネルギー)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、 Schr\"{o}dinger のウムラウトが登場します。ドイツ語なんですね プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざってます。すいません パッケージは…

LaTeX作例21(3.6.4 分極基底関数系:6-31G*および6-31G**)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、 \hrulefill コマンドを用いて、ページに仕切り線を挿入しているところです プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざってます。すいません パ…

LaTeX作例20(3.6.3 2倍基底関数系:4-31G)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、複数行の式をイコールの位置でそろえて記述しているところです。 \text( )コマンドを用いることで、数式に任意の式番号を割り振ることができます プリアンブルは全部コピ…

LaTeX作例19(3.6.2 最小基底関数系:STO-3G)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、脚注が登場します。アラビア数字のみの脚注様式を用いています。文中の最後のほうに登場しています。 プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざ…

LaTeX作例18(3.6.1 短縮 Gauss 型関数)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、ルビをふる箇所です \ruby{Pople}{ポープル} とすることで、(Pople)に(ポープル)というルビをふれます。 プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なも…

LaTeX作例17(3.5.3 STO-3Gを使ったHeH$^+$のSCF計算)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、行列をarrayコマンドを用いて記述し、right, left, centerを表す{rr}{ll}{cc}絵を用いて行列要素を右揃え、左揃え、中央ぞろえに書き分けているところです。 プリアンブル…

LaTeX作例16(3.5.2 STO-3G を使った H2 の計算)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、複数行の式を2行ずつ先頭をそろえて表示する記法を用いるところです ニアリーイコール≃の記号も登場します(式(3.226))。 プリアンブルは全部コピペして使ってるので、…

LaTeX作例15(3.5.1 1s 軌道の STO-3G 表示)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、複数行の式を先頭をそろえて表示しています(式(3.213)~(3.215)、(3.219)~(3.221)) プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざってま…

LaTeX作例14(3.4.7 物理量の期待値と電子密度解析)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、集合要素の記号∊が登場します。 筆記体のH,Oが登場します プリアンブルは全部コピペして使ってるので、かなり余計なものも混ざってます。すいません パッケージは基本的に…

LaTeX作例13(3.4.6 SCFの手続)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、箇条書きのコマンドが登場します。 登場する式では、[ ]を \left[ \right] とすることで、中身の大きさに合わせて大きさを自動調節してくれるようにしています。大きさを…

LaTeX作例12(3.4.5 基底関数の直交化)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、イコールでいくつもつながった式を、イコールの位置でそろえ、かつ、中央ぞろえにするというテクニックです(式(3.164))。 文字の上に波線の記号チルダが登場します(…

LaTeX作例11(3.4.4 Fock行列に対する表式)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、イコールでいくつもつながった式を、イコールの位置でそろえ、かつ、中央ぞろえにするというテクニックです(式(3.148))。 ベクトル微分演算子の∇が登場します 式中の…

LaTeX作例10(3.4.3 電荷密度)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、イコールでいくつもつながった式を、イコールの位置でそろえ、かつ、中央ぞろえにするというテクニックです(式(3.144))。 プリアンブルは全部コピペして使ってるので…

LaTeX作例9(3.4.2 基底関数の導入: ロ ー タ ー ン Roothaan の方程式)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、行数・列数を明示しない対角行列が登場します(式(3.141))。非対角要素に0ベクトルを表示することによって、すべての非対角要素が表現されています。 プリアンブルは全…

LaTeX作例8(3.4.1 閉殻 Hartree-Fock 法:制限つきスピン軌道)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、筆記体のPが登場します。少し特殊なフォントみたいで、本に書いてあった形と同じものを探すのに結構苦労しました。花文字とかいうフォントだったと思います 上にバーを付…

LaTeX作例7(3.3.3 Hartree-Fockハミルトニアン)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、筆記体のV,H,Eが登場します。少し特殊なフォントみたいで、本に書いてあった形と同じものを探すのに結構苦労しました。花文字とかいうフォントだったと思います ディラッ…

LaTeX作例6(行列、花文字、3.3.2)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、筆記体のE,Hが登場します。少し特殊なフォントみたいで、本に書いてあった形と同じものを探すのに結構苦労しました。花文字とかいうフォントだったと思います ディラック…

LaTeX作例5(ノットイコール、3.3.1)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、筆記体のJが登場します。少し特殊なフォントみたいで、本に書いてあった形と同じものを探すのに結構苦労しました。花文字とかいうフォントだったと思います 式中の文字と…

LaTeX作例4(行列、行間・列間の省略、3.2.3)

量子化学に関する本を引用し、僕が書いたLaTeXの作例を紹介します ポイントとしては、筆記体のJが登場します。少し特殊なフォントみたいで、本に書いてあった形と同じものを探すのに結構苦労しました。花文字とかいうフォントだったと思います 行列において…