Master3’s blog

LaTeXやExcelVBAなどの作例集

braket・calligra・calrsfsパッケージのインストール

  • ご紹介してきたLaTeX作例にはbraket・calligra・calrsfsパッケージが使われていました。
  • これはLaTeXをインストールしたばかりのデフォルトには入っていないパッケージとなっています。
  • これをインストールして使えるまでにする手順をご紹介いたします。
  • まずは、下のリンクのページからそれぞれをダウンロード。
  • braket 

    CTAN: Package braket

  • calligra

    CTAN: /tex-archive/macros/latex/contrib/fundus/calligra

  • calrsfs 

    CTAN: Package calrsfs

  •  これを、TeXが読み込めるようなディレクトリに展開
    たいていの場合はC:\texlive\2022\texmf-dist\tex\latex の場所
    2022は、TeXをインストールした時期によって年号が入る
  • 展開したフォルダ内に、*.sty(スタイルファイル)がなくて*.dtx(詳しくは分かりませんが,パッケージの本体のようです)と*.ins(パッケージ本体(*.dtx)からスタイルファイル生成に使います)がある場合は、エクスプローラーでこのフォルダを開いた状態で、ウィンドウの上部(図参照)をクリックして”cmd”と打ってコマンドプロンプトを呼びだす。

    パッケージからスタイルファイルを生成するためには,二つのファイル「*.dtx」と「*.ins」が必要.パッケージ本体(*.dtx)からスタイルファイル(*.sty)は,コマンド「latex」で生成されます.例えば,「hoge.dtx」と「hoge.ins」の場合には,次のようにコマンドプロンプトで入力し、Enterを押す.

    latex hoge.ins

    すると,マニュアルと共にスタイルファイル「hoge.sty」ができあがる.

  • *.sty(スタイルファイル)ができた・あるいは用意されていた場合は、先ほどの該当フォルダ下のコマンドプロンプトmktexlsr を実行。(打ってリターンするだけ)
  • これでパッケージが追加されました。